仕事柄、博多駅から新幹線や在来線で出張する機会は少なくない。早い時間に博多駅に戻ってくることができれば、呑み助にとっては「帰宅前にまず一杯」となるのは必然の流れである。この日は1月ながら3月並みの陽気に恵まれた1日で、暖房が効いた車内から降りる頃には喉がカラカラに。まずはその乾きを癒すため、改札を出るやいなや筑紫口へと足を向けた。
1.醸造所から直送されるクラフトビールで喉を潤す
まず飛び込んだのは、筑紫口のデイトスアネックスにある「FUKUOKA CRAFT BREWING with COMATSU」。ここは、メキシコ料理店「エルボラーチョ」と「COMATSU」グループが中心となって設立した「FUKUOKA CRAFT BREWING」の直営店で、岡垣町にある醸造所で造るクラフトビールを立ち飲みすることができる。まずは"駆けつけ一杯"と、定番である「博多ラガー」(Mサイズ770円)をグビリ。苦みが少なく、アルコール度数も低く抑えた飲みやすいタイプで、口切りの一杯にはうってつけだ。
ラガーに並ぶ定番の「ペールエール」「ヘイジーIPA」をはじめ、糸島レモンや大分のカボスを使った限定商品やコーヒー豆を漬け込んだタイプまで、様々なタイプのクラフトビールを飲み比べることができる。また、ショーケースにはオリジナルの缶クラフトビールが20種類以上並び、持ち帰って家飲みするのもOKだ。
2.ドリンク・フード全品330円(税抜)の格安立ち飲み酒場
ビール2杯でサクッと切り上げて、次に向かったのはヨドバシカメラ1階にある「ホームラン食堂」。ここはドリンク、フードどもに"全品330円"(税抜)を掲げる格安立ち飲み酒場で、常時近隣のサラリーマンや博多駅に訪れた観光客で賑わっている。
入店すると、まず1,100円でメダルを3枚購入するシステムで、メダル1枚で好きなドリンクとフードをオーダーすることができる。ビール、サワー、酎ハイ、焼酎、日本酒、ソフトドリンクなど40種類以上のドリンクと多彩なフードが揃い、コスパの良さではおそらく福岡トップクラス。しかも朝11時から翌5時までの通し営業で、朝飲みから昼飲み、終電後の深夜飲みまで、あらゆる時間帯に対応している。
カウンターに着き、まずはコイン2枚を使って、とりあえず生ビールと昔懐かしい「レトロハムカツ」をオーダー。ウスターソースをドバッとかけて食べるのが、昭和の気分だ。
3枚目のコインの使い途は迷ったあげく、名物の「餃籠包」をチョイスした。レンゲに乗っているのは小籠包の中身を餃子の皮で包んだもので、そのまま食べると口の中にジュワッとスープが広がるアイデア料理。ほかにもプリプリのホルモンを煮込んだ「博多もつ煮」や明太子と高菜を使った「博多ポテサラ」などの名物料理があり、ジモティーから観光客まで、満足できる料理が揃っている。
3.ソムリエ厳選のワインが楽しめるワインバー
最後に足を向けたのは、都ホテル博多の地下にあるワインバー「ワインと天ぷら あら木」。オーナーソムリエの荒木剛さんが"ワインと天ぷらのマリアージュ"をコンセプトにした赤坂けやき通りの本店は福岡のワインファンから一目置かれる存在であり、そのエッセンスを立ち飲みスタイルで手軽に楽しむことができる。
看板メニューは、ワイン2杯(他のドリンクでもOK)に小鉢2品、おまかせ天ぷら2種が付いた「大人のハッピーセット」(1,100円)。ソムリエ厳選のハウスワインが基本ながら、追加料金で多彩なワインを楽しむことができる。
アラカルトメニューから旬の魚介類や野菜を使った天ぷらも注文できるので、ワインに合わせて自分好みのマリアージュを楽しむのも自由自在。そんなカジュアルな飲み方ができるのも、立ち飲みならではの醍醐味だ。
ジャンル:ビアバー、食物販店
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1 デイトスアネックス1F
電話番号:092-409-9410
営業時間:11:00~翌2:00(スタンディングバーOS翌1:00)
定休日:施設に準ずる
席数:スタンディング約20名くらい
メニュー:樽生クラフトビールS440円~・M770円~・L1,100円~、缶クラフトビール「博多ラガー」・「にわかラガー」・「COMATSU Pale Ale」各660円、ジンジャービアカクテル(ノンアル)、岡垣の日本酒各770円、茹でメムロピーナッツ440円、キャラメリゼしたレバーパテ660円
URL:https://www.instagram.com/fukuokacraftbrewing_comatsu
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