毎月1日の11時前後、JA福岡京築の直売所「恵みの郷ちくじょう店」には、女性部役員の呼びかけ声が響きます。「生米パンの試食行ってま~す♪」「生米パン、焼きあがりました~」と。
女性部部長の田代久仁子さんと副部長の我毛恵子さんの声に誘われて、買い物客が次々に手に取り頬張っていきます。
「おいひい!」「外カリカリ、中もちもち!」と、皆さん笑顔。


家にあるお米そのものを原料として使う「生米パン」。
この日のパンリーダー井本淳子さんは「自分とこのお米を浸してミキサーかけてイースト菌入れて焼くだけ。パン用の米粉は高いけど、これなら家の普通のお米でできる」とおっしゃいます。
また、「小麦アレルギーがある人でも大丈夫だし」との言葉に大きく納得。
さらに、「焼き損じて、ふわっとならなくてけっこう食べれるのよ。ちょっと餅っぽくなるけどお米だから。失敗じゃないの。」とも。


京築産のみかんと国産きな粉を入れたパウンドケーキや、食物繊維を加えて作る成形パンも作れるんです。
塩昆布を入れたパンが激ウマ!
「お米だから、ごはんのおかずがすごく合うのよ!高菜とかもおいしいよ!」と、みなさん。納得です。


もともとお米の消費を増やしたいなあという気持ちでスタートさせた取り組みだそう。
だから、作りたいという人にはどんどん教えているみなさん。
「4人集まれば、スケジュール調整して教室やるわよ~」というフットワークの軽さはさすが!
取材日にも「やってみたいけど、4人も集められない…」という方がいらしたのですが、
「じゃあ!来月の1日にいらっしゃいよ!一緒に作ろう!」と、うれし涙が出る発言が出ました。
この柔軟性とおおらかさ、やさしさがJA福岡京築女性部なんだなあ…と実感。

部長の田代久仁子さんが女性部に入ってよかったことについて、「教わることが多いの。食のことに関しては特にね。『こんな感じで食べたらいいよー』とか、“継承する”というほどではないけど教わることができて楽しい」とおっしゃいます。「女性部に入ってなかったら、お味噌の手作りなんて絶対してないと思う」とも。
みんな元気がよくて、長く活動してる人が多くて、いろんなことできる人がたくさん!というJA福岡京築女性部。
役員さんたちとお話しして感じたのは、さらっと仲間の輪に入れてくれるフレンドリーさ、無理せずにやんわりと集って、でもしっかり面倒は見てくれて…というすてきな「姉さん力」!
農家じゃなくても仲間になれるので、京築エリアの方はぜひ参加なさってー!

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