別府にカリフォルニア料理が楽しめるお店ができたよ……と小耳に挟んだ2月上旬。それは珍しい!食べてみたい!と思いつつも、カリフォルニア料理ってそもそもなんぞや? カリフォルニアロールぐらいしか思い浮かばない私。さっと調べると、西欧料理やアジア料理などさまざまな文化の料理を融合した独創的な食文化だそうです。何となくわかったような、わからないような……これはもう百聞は一見に如かず。さっそく行ってみました。
迎えてくれたのは、オーナーの友成宏太朗さん(写真右)とシェフの高橋伸一さん(写真左)です。友成さんはもともと福岡の飲食店で働いていましたが、東京・恵比寿にあるカリフォルニア料理のレストラン「fummy’s grill」に行ったことをきっかけに、「自分もいつかこんなスタイルのお店をやりたい」と上京し、同店の門を叩いたそうです。そして「fummy’s grill」を含め東京の飲食店で9年ほど働き、再び福岡へ。東京で長年一緒に働き、厚い信頼を置く高橋さんを東京から招き入れ、念願の独立を果たしました。
「自分がお店を開くなら、地域に根ざしたお店を作りたい」とずっと思っていたという友成さん。幅広い層にいろいろなシチュエーションで利用してもらえるようにとテーブル席、カウンター席、個室を設け、席もゆったり過ごせるよう配置しています。また、お二人の小さなお子さんを持つ経験をふまえ、「子連れウェルカムのお店にもしたい」と友成さん。テーブル席はお子様連れが利用しやすいソファのベンチシートにするなど、その気持ちが前面に出ています。
カリフォルニア料理の概念である「融合」を大切にしたメニューには、アジア、イタリアン、和のそれぞれのテイストをフュージョンした独創的な料理が並びます。カリフォルニア料理はまた新鮮食材を使うというのも大きな特徴の一つ。「本日のおすすめ」から旬の魚介や野菜を使う料理にも力を注いでいるのがうかがえます。
お得なコース(3,000円~)もありますが、この日はアラカルトで注文。まずは「本日の鮮魚のカルパッチョ」(1,500円)をオーダーしました。この日の鮮魚はマダイで、とても肉厚です。塩で食べるとカルパッチョ、生海苔と醤油のジュレソースやワサビで食べるとお刺身のような味わいと変化も楽しめます。
続いて選んだ「チャイニーズチキンサラダ」は、フルサイズ980円とハーフサイズ680円があり、写真はハーフサイズです。旬の野菜に蒸し鶏、揚げワンタン、香菜をトッピングし、自家製マヨネーズベースのドレッシングがかけてあります。この日の野菜は白菜、チンゲンサイ、紫キャベツ。千切り野菜はシャキシャキ、ショウガが効いたドレッシングも軽やかで、これは無限に食べられそう。友成さんが「別府のソウルフードを目指します!」というスペシャリティです。
メインに選んだのは「マグロのペッパーソテー 焦がしバターソース」(2,100円)です。半レアに焼かれたマグロはしっとり濃厚な味わいで、そこにバターの香り豊かなソースが優しく纏います。パクチーも合わせて食べると、まさに和と洋とアジアのフュージョンです。
〆にパスタを注文。パスタは6種類ほどあり迷った中で、「牡蠣のニラバターソース」(1,650円)をセレクトしました。バジルではなくニラを使うとはユニーク。ニラの青々した爽やかな香りが鼻腔をくすぐり、続いて牡蠣とバターの甘みが口に届きます。人気パスタがマッチ。リピート率が高い人気のパスタというのも納得、あっという間の完食です。
これまでいただいた料理はいずれも、高橋シェフの「素材を生かす最適な調理法で料理しています」という言葉が具現化されていました。ではデザートはいかがでしょうか……?
ということで最後に「N.Y.チーズケーキ」(700円)と「ガトーショコラ」(700円)をいただいたのですが、なんと料理以上の素材感でびっくり。チーズケーキはまるでチーズクリーム、そしてガトーショコラはまるで生チョコのようでした。
誰もが入りやすいお店の雰囲気づくりも、素材感を大切にした優しく飽きのこない味の料理に仕上げるのもすべて、お二人の「地域の人の日常に寄り添いたい」という気持ちから。その思いは、物語の舞台、現場、場所といった意味をもつ「LOCALE(ロカール)」という店名の中の文字に現れています。
別府でたくさんの人たちが集う場所→別府のロカール→ベフロカール。人気の住宅地である別府エリアにぴったりなスタイルのお店ではないでしょうか。とはいえ、もちろんエリア外のお客も大歓迎。ちょっと遠くに住む方は、昼間もオープンしている土日祝日が狙い目ですよ。
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