「デビ高橋の昼飲みでほろ酔い」の昼飲みとは、明るいうちからお酒を飲むということで、ここではランチタイムや夜より少し早めの15~16時くらいからお酒が飲める店舗を紹介します。
春吉にある「焼肉ニューヨーコ」は、同じ春吉にある高級焼肉「焼肉すどう」の姉妹店だ。
「焼肉すどう」とは対照的なスタイルの大衆焼肉店で、店内は赤を基調とした空間。食欲を刺激する色彩だ。
オーナーの須藤悦男(すどうよしお)さんが幼い頃に通っていた焼肉店をイメージしており、いつか大衆焼肉店もやってみたかったという。港にある「焼肉ヨーコ」も系列店だ。
店名の由来は奥様の名前ではない。港付近に出店することから、「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」の「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」から取ったものらしい。洒落だけではなく、検索時に埋もれないようにというSEO的な意図もあるというから面白い。
須藤さんは新潟県出身。東京の大学を卒業後、築地の青果市場で2年ほど働いた。その後、独立して飲食店をやろうと考えたが、24歳から寿司やフレンチの修業を始めるには遅いと判断。もともと肉が好きだったこともあり、焼肉の道へ進む。
東京の「焼肉くにもと」で7年間働き、肉のカット技術などを習得。2012年に「焼肉すどう 熊本店」をオープンした。もともとはフルアテンド型ではなかったが、接客しながら肉を焼くスタイルが評判となり、現在の形へと舵を切った。
2016年に「焼肉すどう 春吉店」、2021年「焼肉ヨーコ」、2022年「焼肉ニューヨーコ」、そして2024年にはタイ・バンコクに「焼肉すどう」をオープン。現在はバンコク在住だ。
「焼肉ニューヨーコ」は「焼肉すどう」のようなコース主体ではなく、アラカルトで楽しめる店。オープン当初は夜営業のみだったが、2023年12月から昼営業を開始した。
今回は須藤さんおすすめの“昼飲み”を堪能してきた。テーマは塩ダレと歯ごたえだ。
まずは「タン塩」(1,760円)。しっとりとした質感と心地よい歯ごたえがある。焼いた後に薬味ニンニク(ニンニク・ネギ・ゴマ油)を合わせると、酒が止まらない。
「塩ミノ」(1,100円)のコリコリとした食感も外せない。
「牛ホルモン(ギアラ)」(880円)は通常は味噌ダレだが、塩ダレに変更可能。
「辛コリコリホルモン」(880円)は血管の部位。名前の通りコリコリ食感で、今回は辛味噌ダレのままで楽しんだ。
そして初訪問なら「飲めるロース」(1,650円)は必食だ。
2~3種類の部位(イチボ、ランプ、サーロインなど)を使用しており、仕入れによって内容は変わる。特製ツケダレと溶き卵で食べるスタイルで、プルプルとした食感と濃厚な旨味が一体となる。ご飯と合わせるのもおすすめだ。声をかければ店員さんが焼いてくれる。
ドリンクでは「おつかれ酸ハイボール」(650円)がユニーク。クエン酸入り焼酎の炭酸割りで、梅酒のような甘みと酸味があり、脂のある肉との相性も良い。
店内はテーブル席のみ。2~4名での利用がちょうどいい。
ゆっくり昼から焼肉と酒を楽しみたい人には、実に使い勝手のよい一軒である。
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