シェイクスピアの言葉は、
法廷でのバックボーンとなった──。
一冊の本が、人生を、そして弁護士としての自分をどう変えたのか。
弁護士・安倍光壱氏による知的で雅な好奇心を誘う76の読書記録。
本書に収められているのは、単なる感想ではなく、「どこが、なぜ面白いのか」を伝えようとする語りであり、ときにあらすじを辿り、ときに誇張しながら、本の魅力を読者に手渡していく。
感想文の長さや調子はさまざまだが、いずれにも共通するのは、物事を整理し、背景を読み解こうとする弁護士ならではの視点。そこには、「このような本の読み方もある」という著者からのさりげないメッセージが込められている。
興味本位で書いていた小説や友人から紹介された本の感想などを改めて読んでみると、自分で言うのもなんだが「面白いんじゃないか」という気がした。
ただこの感想文は趣味で気ままに書いたもので、ある感想文は短いが、ある感想文は二~四回にわたって書いていたり重複したりもしている。よく言うと丁寧、悪く言うとしつこい感想文になっていた。
しかしこの感想文は、私が弁護士であることを意識するとしないにかかわらず、どうしても弁護士のスタンスが出ている。私は「このような本の読み方がありますよ」という意味でも皆さんに伝えたくなった。 (「はじめに」より)
【著者】安部光壱(あべこういち)
1950年 大分県日田市生まれ
1969年 福岡県立小倉高等学校卒業
1970年 九州大学法学部入学
1975年 九州大学法学部卒業
同年 九州大学大学院法学研究科修士課程入学(刑事訴訟法専攻)
1976年 司法試験合格
1977年 九州大学大学院法学研究科修士課程修了
同年 司法研修所入所(31期)
1979年 弁護士登録(福岡県)梶原憲志法律事務所に勤務
1985年 独立開業
1991年 安部・有吉法律事務所とする
現在に至る
【著作一覧】
『家事紛争ハンドブック』弘文堂(共著)1988年
『移りゆく法と裁判』法律文化社 2012年
『会長の長話(ロータリー小冊子)』アオヤギ株式会社 2017年
『私のカバン箱佐日記(ロータリー小冊子)』アオヤギ株式会社 2023年
『平成カレンダー(小冊子)』アオヤギ株式会社 2019年
著者メッセージ
私は、福岡で約45年ほど弁護士をしている安部光壱です。実は、仕事の傍ら、趣味として約10年くらい読書感想文を書いていて、これが、随分たまったので、本にして出版することになりました。この本は、読書のあと、そのあらすじを誰かに話したくなるという私のエンターテイメントの性分が出ている本です。決して弁護士向けではありません。読書の分野も多岐にわたると言うよりめちゃくちゃです。でもきっと、違ったジャンルの本として、面白いのではないかと思います。読んでいくと、最後には、どこか弁護士らしい私の思惑があると気づかれると思います。しかし、そこに重点があるのではなく、読んでもらいたいということだけで、出版いたしました。どうか、仕事の間か、出張の合間に読んでいただければと思います。 (弁護士 安部光壱)
INFORMATION
タイトル: 弁護士が書いた読書感想文
著者: 安部光壱
発行: 梓書院
発売日: 2月28日
定価: 3,080円(本体価格:2,800円+税)
ISBN: 978-4-87035-845-4 C0095
判型: 四六判・並製・492頁
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