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筑後川で“浸水想定”排水訓練~4年連続で支流が「内水氾濫」 福岡

筑後川の支流では、2018年から4年続けて内水氾濫が発生しています。梅雨入りを前に大雨などによる浸水を想定した排水訓練が、福岡県久留米市で実施されました。

久留米市の筑後川河川敷で実施された訓練には、主催した水資源機構や周辺自治体の職員、地元の農業関係者など約70人が参加しました。この訓練は、大雨で川の水があふれたことなどにより、農地や住宅地などが浸水したことを想定したものです。

RKB若松康志「浸水地域に見立てた場所から、ポンプを使って大量の水が排出されています」

参加した人は、水資源機構が所有するポンプ車などの設備を使った排水の方法や手順、お互いの連携について確認していました。

水資源機構・筑後川下流総合管理所 北村達也所長「訓練を積み重ねることが実際の作業の迅速化につながる。実際に使う所は大変な場所もありますので、そこは安全を第一に考えながら作業をしていきたい」

水資源機構は、今回の訓練を生かして地域と連携した大雨被害の対応にあたることにしています。

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