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“うさぎの飼育放棄”癒やし求める一方で増加~「専門の保護センター」福岡市に開設

新型コロナによる「巣ごもり需要」で、犬や猫だけでなくうさぎをペットとして飼う人が増えています。一方で飼育放棄も相次いでいてうさぎ専門の保護センターが福岡市に開設されました。  

うさぎの避難所

ふわふわの毛並みにくりくりの目、ぴょんぴょんと歩き回る姿が愛らしいうさぎ。


RKB正福里奈「もこもこで癒やされます。うさぎが暮らすこちらはペットショップではなく、保護されたうさぎのシェルター、避難所なんです。今、飼えなくなったうさぎの相談が増えています」



今年7月、福岡市東区にできた九州初となるうさぎの愛護センターです。開設から2か月で10羽以上を保護しました。


福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「住宅街に捨てられていた。段ボールみたいな箱に入れられて、そのまま置いてあったという子で、連絡をもらって」

最大50羽のうさぎ保護可能

うさぎ飼育の注意点

所長を務めるのは、うさぎ専門のペットショップで働く水上怜奈さんです。世話をしながら持ち主を探し見つからなかった場合は、新しい飼い主を探しています。福岡市の動物愛護センターの指導を受けて開設したこの施設では、最大50羽のうさぎを保護できます。
福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「もっと数が増えた時は・・・、こちらに増えないことが一番、使わないことが一番いいんですけど」

うさぎ飼育の注意点

この日は福岡市うさぎ愛護センターに、うさぎの引き取りを希望する家族が見学に訪れました。


福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「けっこうなつっこい、なでられるのはすごく好きで」



うさぎの状態や性格などを説明するほか、適切に飼育できるかどうかの聞き取りをしてから、うさぎを引き渡します。


保護うさぎを引き取った力石芹菜さん「赤ちゃんは性格がわからないこともそうだし、意外と飼うのが難しくて手放す人が多いと、ティックトックで見た。この子は抱っこが苦手で、なでなでが好きと最初からわかって飼えるから」

引き渡し後、数回報告してもらう

【参考】

この日は福岡市うさぎ愛護センターに、うさぎの引き取りを希望する家族が見学に訪れました。
福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「けっこうなつっこい、なでられるのはすごく好きで」
うさぎの状態や性格などを説明するほか、適切に飼育できるかどうかの聞き取りをしてから、うさぎを引き渡します。
保護うさぎを引き取った力石芹菜さん「赤ちゃんは性格がわからないこともそうだし、意外と飼うのが難しくて手放す人が多いと、ティックトックで見た。この子は抱っこが苦手で、なでなでが好きと最初からわかって飼えるから」

引き渡し後、数回報告してもらう

引き渡しは無料で、家でのうさぎの様子を写真で数回報告してもらいます。1羽の保護うさぎが無事、引き取られていきました。
福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「うれしいですね。おうちに連れて帰ってもらえるのが一番。保護される、捨てられる子がゼロになればいいかなと思います。こういう施設ができたことで、うさぎ捨てられているんだとか、そういうのをちょっとでも知ってもらえたら」

【参考】

動物愛護センターは犬と猫のみの引き取りで、うさぎは預かってもらえない。拾得物扱いになり3か月は譲渡ができないため、福岡市うさぎ愛護センターで過ごすことになる。うさぎ愛好家や水上さんが務めるペットショップからの寄付で、エサやケージなどをまかなう状況。福岡市うさぎ愛護センターでは譲渡できる保護うさぎをホームページで紹介、うさぎ引き取り希望者と施設運営の寄付を受け付けている。

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