佐賀県の養鶏場で死んだニワトリが５日朝に見つかり、高病原性の鳥インフルエンザウイルスにかかった疑いがあることがわかった。鳥インフルだとすれば、今シーズン初めての確認事例となる。
武雄市山内町の養鶏場
通報したのは武雄市山内町にある養鶏農家。佐賀県の職員が鳥インフルエンザの簡易検査を実施すると「陽性」だった。午後に行われた２回目の簡易検査でも「陽性」と判明した。これらの結果を受けて県は、鳥インフル対策本部を設け、５日午後３時半ごろから第１回会議を実施して対応を協議している。
約３万羽を飼育
この養鶏場では、約３万羽を飼育。７棟の鶏舎のうち２棟で死んだニワトリが増えていることから通報したという。
遺伝子検査で最終確認中
佐賀県は、中部家畜保健衛生所で詳細な遺伝子検査を行い、高病原性鳥インフルエンザで間違いないか最終確認することにしている。
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