再開発が進む福岡市天神に新たな動きです。福岡中央郵便局とイオンショッパーズ福岡店が高層ビルに建て替えられることになりました。
天神北地区も「ビッグバン」
高層ビルへの建て替えを行うのは、天神北地区にある福岡中央郵便局とイオンショッパーズ福岡店です。福岡中央郵便局は１９８２年に建設され、中央区全域の集配業務や窓口業務を担っています。また、ショッパーズは１９７１年にダイエーの店舗として開業し、２０１５年からイオン九州が運営しています。
イオン九州 柴田祐司社長「天神北エリアの課題や街の将来像の検討を踏まえた内容での建て替えを行うことで、天神エリアの発展に寄与できるのではないかと」
郵便局業務を一時的にショッパーズへ
イオン九州の柴田祐司社長は８日の会見で、福岡市に対して段階的な建て替え計画を提出したことを明らかにしました。計画では、第１段階として郵便局の業務機能を一時的にショッパーズに移し、福岡中央郵便局を２０３０年ごろまでに建て替えます。建物の具体的な高さなどは決まっていませんが、天神地下街から続く新たな地下通路の整備も検討しているということです。その後の第２段階で、イオンショッパーズ福岡を２０３０年代半ばをめどに建て替える方針です。
イオン九州 柴田祐司社長「新しい天神の北の核として、この地域に勤める方や暮らす方、訪れる方が交流できる拠点を作りたいと考えております」
さらに拡大する可能性も？
会見で柴田社長は、天神北エリアの再開発について今回の２つの建物に限らず地権者らと協議を進めていて、「今後、別の事業者が参加する可能性もある」と話しています。
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