俳句名人（自称）高取哲三の渾身の俳句集

－ダジャレ系
 

能古島　時が過ぎても　残ってる

孫笑顔　浴衣姿に　ゆ（良）かったゆかった

茶碗蒸し 俺のないのに　みんな無視

伝書鳩？　言われてなるほど　ハットとした

猫のたま　キャッとたまげた　大花火

高取家　調子合わせ　超シアワセ

うっかりと　睡魔にやられて　すいません

室見川　みかんの皮とは　かわ違い

室見川　おもむろみんな　潮干狩り

ひげそりを　孫にねだられ　まごまごし

バレンタイン　こそっとやれば　ばれんたい

サクランボ　本場山形　値はなんぼ？

水炊きの　しらたき炊けて　頂きます

吹っ飛んだ　布団が電線　干されてる

俳句の王　誰が呼んだか　ハイキング

－ノーマルにゴミ作系
 

孫娘　猫のみぞ知る　秘密かな

孫の愛　健康維持の　秘訣かな

さあ進め　ひなどりたちの　小学校登校

春の日に　子らを導く　旗振りじいさん

折り鶴が　虹の向こうに　飛んでいく

古女房　笑いの数だけ　しわ増える

賞とった　ハイクオリティな　わが俳句

酒だけに　酔うてぐるぐる　回るったい

せっかくの 防災グッズ ゴミだらけ

高取家　いつのまにやら　みな集合

母さんと　古漬け夫婦　嬉しいな

三歳で　五七五とは　やるやんか

詠んだとて　季語のなかばい　そらダメぞ

立派だな　格好いいな　この壺は

早春や　ああ早春や　早春や

頼みもの　生クリームなら　ケーキやろ

サワサワと　サワサワサワサ　風の吹く

戦いを　止めてハグして　あたたかい

こんな場所　なんでも美味い　お弁当

美智子さん　小倉生まれの　看護師長

歳重ね　どんどん消えゆく　わが青春

春アイス　美味かばってん　オレ熱燗

ツリー出す　いつの間にやら　クリスマス

新しき　年もシアワセ　高取家

いつまでも　普通にシアワセ　高取家

変わらずに　いつもシアワセ　高取家

仁美ちゃん その一口が　リバウンド

愛妻も　隠しきれない　シミとシワ

愛妻の　深いシワシワ　美しい

枕替え　俳句スラスラ　夜スヤスヤ

孫たちが　遊んでいるよ　室見川

河川敷　寝転ぶ孫の　室見川

孫たちと　一緒におるとは　河童やな

夜港　今日も霧笛が　むせび泣く

夜波止場　今日も海鳴り　カモメ鳴く

孫たちに　ばあば声掛け　川にあんまし近づかんようにね（字余り）

休憩を　とってくれろと　泣く息子（パクリ）

一年生　迷わず行けよ　行けば分かるさ（パクリ）

春うらら、うらうらうらら、この世は私のためにある（リンダ影響）

－偶然の産物!?ちゃんとした俳句
 

孫と見る 夕焼け眩し おはぎ置く

茂り葉も　若葉ももえて、初夏の朝

秋の夜　独り寝寂し　月の影

－哲三が手作り金言格言カレンダーに入れた言葉
 

 「憧れるのばやめよう。あっち行きゃ松尾芭蕉の俳句のあったり、こっち見りゃ小林一茶の俳句のあったり、俳句ばやっとったら誰しも聞いたことある人たちの俳句に出逢うと思う。憧れてしもうたら超えられんので、俺らは今日ば超えるために俳句ばやりよるので、今日だけは彼らへの憧れば捨てて、勝つことだけ考えていこう」
（大谷翔平の丸パクリ）