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世界一の九州が始まる!

番組概要

九州で、情熱を傾け、挑戦する人たち。
命をつなぐ食の生産者、伝統工芸に新しい技術や素材を組み合わせる工芸家、若きクリエーター、最先端技術に挑む企業技術者や町工場、世界記録に挑むアスリート、人気ショップやイベントの仕掛け人、巨大建設物のプロジェクトリーダー・・・。
さまざまなジャンルで、「世界一」「オンリーワン」と誇ることの出来る九州の魅力を紹介します。

次回の放送内容

世界一の九州が始まる!▼街なかに畑を!〜小さな水耕栽培が創る未来〜🈑

番組内容
都市の未活用空間を利用して、飲食店やオフィスなどあらゆるところを畑に変える。國村隼太さん(29)は去年4 月、福岡市で水耕栽培ユニットを開発・販売する会社を起業。目指すのは、都市そのものを農地化し、消費地で野菜を作るという究極の地産地消の実現だ。開発した水耕栽培システム「OYASAI FARM」はわずか畳1 畳分から設置可能。莫大な初期投資が必要だった植物工場の常識を覆し、都市の空きスペースを農地に変えていく。

制作
RKB毎日放送

おことわり
番組の内容と放送時間は変更になることがあります。

今回の放送内容

「燃やせば宝」循環型シイタケファームの挑戦

長崎県南島原市、雲仙山麓の豊かな自然に囲まれた場所に、未来の農業のヒントがありました。肉厚で旨味の強いしいたけを生産する農事組合法人サンエスファーム。ここでは、これまで処分されていた「使用済み菌床」を再利用し、栽培に必要なエネルギーを自ら生み出しています。


しいたけ栽培で大量に発生する廃菌床。その処分に頭を悩ませていた代表理事の長橋世紀さん(77)は、「このゴミを資源に変えられないか」と考えました。そして長崎市の企業・三基とともに開発したのが、廃菌床を燃料として活用するバイオマスボイラーです。水分を多く含み、燃えにくい菌床を安定燃焼させる独自技術によって、培養室の温度管理や乾燥工程に必要な熱を生み出しています。
 

廃棄物だったものが、農場を支えるエネルギーへ。そこには、資源を循環させながら持続可能な農業を実現しようという強い思いがありました。
 

さらにサンエスファームでは収穫体験や工場見学を行い、さらには“しいたけバーガー”や“しいたけソフト”などを提供する飲食店にも挑戦。生産から消費までを一つの循環としてつなげています。
 

南島原から始まる、小さな循環の大きな挑戦です。
 

<取材先データ>  

農事組合法人サンエスファーム
電話:0957-84-3846
住所:長崎県南島原市北有馬町甲1414-8
ホームページ:https://www.sanesufarm.com/

 

取材後記

今回、取材で特に驚かされたのが、「捨てない」という発想でした。さらに、燃やした後に残る灰まで再利用しているのです。

 

世界では今、エネルギー価格の高騰や気候変動などが大きな課題となっています。農業の現場でも、大量生産・大量消費から、「循環」を意識した取り組みへと価値観が変わりつつあります。サンエスファームの挑戦は、地方の一企業の取り組みにとどまらず、これからの農業や地域産業の可能性を示しているように感じました。

 

ちなみに、敷地内のカフェで「しいたけソフトクリーム」や、「しいたけポタージュスープ」なども試食させていただきました。正直、恐る恐る口にしました。ところが、“意外”と言ってしまうと失礼ですが、どれも本当においしく、シイタケの新たな魅力を知りました。


(NBC長崎放送/岩﨑健太郎)

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