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「アノンシスト賞」全国審査、「最優秀」含め2人のアナウンサーが入賞

JRN・JNN系列のアナウンサーによる、年に一度のアナウンスメントのコンクール「JRN・JNNアノンシスト賞」の全国審査が5月30日(月)に行われました。

その結果、「テレビ 読み・ナレーション部門 最優秀賞」を佐藤巧アナが、「ラジオ スポーツ実況部門 優秀賞」を田中友英アナが受賞しました。RKBは8部門中2部門での受賞です。

「テレビ 読み・ナレーション部門 最優秀賞」佐藤巧アナ


佐藤巧アナは、ドキュメンタリー番組『ムーブ』で2021年10月24日に放送された「描き続けて、100歳~画家野見山暁治~」におけるナレーションでの受賞。画を描くことを奪われた戦争の時代も過ごし、その生涯で様々な別れを経験している100歳の画家・野見山暁治さんを描いたドキュメンタリーです。

佐藤アナは「本人の心情をナレーションで表す場面もあったので、野見山さんの機微を想像し、想いをのせながらトーンなどを選んでいった」と話しています。

九州・沖縄ブロック審査でも「『間』と『緩急』の使い方が絶妙。」「声そのものに魅力があり、引き込まれる」など高い評価をされていました。

「ラジオ スポーツ実況部門 優秀賞」田中友英アナ


田中友英アナは2021年9月14日にRKBラジオで放送された「RKBエキサイトホークス ソフトバンク対ロッテ」の実況で受賞。1対1同点、8回表2アウト満塁でのホークスのエース千賀対マリーンズの4番レアードのシーンです。

田中アナは「1球が明暗を分ける勝負の醍醐味を解説・島田誠さんと共に、フルカウントとなった全6球を描写した上で、投手・打者の心理面、配球の分析、予想を絡めながら、手に汗握る瞬間を伝えました。」と振り返っています。

九州・沖縄ブロック審査では「選手心理を的確に表現したベテランの実況」「解説の的を射た話を引き出す技量が素晴らしい」などと評価されました。

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