目次
そしていよいよ迫ってきた最終日、
今回の記事では、追い山笠見物のポイントと、おすすめスポットを紹介します。
追い山笠とは?
博多祇園山笠の最終日、7月15日に行われる行事です。開始は、夜明け前の午前4時59分。そこから5分間隔で7つの舁き山笠が櫛田神社を出発し、約20分かけて博多の町を駆け巡ります。
スタート地点から、櫛田神社内の旗を回って出るまでの”櫛田入りタイム”と、ゴールまでの”全コースタイム”、2種類のタイムを計測。特に表彰はありませんが、皆タイムを意識して一生懸命走ります。
スタート地点から、櫛田神社内の旗を回って出るまでの”櫛田入りタイム”と、ゴールまでの”全コースタイム”、2種類のタイムを計測。特に表彰はありませんが、皆タイムを意識して一生懸命走ります。
追い山笠見物の際の注意点
快適で安全な追い山笠見物ができるよう、注意点を3つ紹介します。
現場の指示にしたがおう
舁き山笠は車道を走り、見物客は歩道で見守りますが、はっきりとロープなどで区切られているわけではありません。当日は、約1トンの舁き山笠を担ぎ、1000人もの山のぼせが疾走します。
応援や撮影に夢中で、周りが見えなくならないように気をつけましょう。警察官や交通整理を行う舁き手の指示に従い、安全に配慮してください。余裕をもって見物できるようにしましょう。
応援や撮影に夢中で、周りが見えなくならないように気をつけましょう。警察官や交通整理を行う舁き手の指示に従い、安全に配慮してください。余裕をもって見物できるようにしましょう。
公共交通機関を利用しよう
追い山笠当日は、広い範囲で交通規制が行われます。できる限り、公共交通機関を利用して移動しましょう。
また、コースに設定されている道路は基本的に駐車・駐輪禁止になっています。車や自転車で見物をする場合は、離れた場所の駐車場や駐輪場をよく調べておいてください。
雨具を用意していこう
追い山笠見物の際は、レインコートやポンチョなどの持参をおすすめします。急な天候の変化で雨が降った場合、傘をさすのは危険だからです。
また、今年は感染症対策の観点から見送られましたが例年の山笠では舁き山笠が通る道に水の入ったバケツが置いてあり、舁き手に向かって頻繁に水がかけられます。勢水(きおいみず)といって、舁き手を冷やし、道路を濡らして舁き山笠の動きをスムーズにするためのものです。勢水に濡れたくなければ、雨具を持っていきましょう。
また、今年は感染症対策の観点から見送られましたが例年の山笠では舁き山笠が通る道に水の入ったバケツが置いてあり、舁き手に向かって頻繁に水がかけられます。勢水(きおいみず)といって、舁き手を冷やし、道路を濡らして舁き山笠の動きをスムーズにするためのものです。勢水に濡れたくなければ、雨具を持っていきましょう。
追い山笠見物スポットおすすめ5選
1. 櫛田神社
山留め
山留めとは、追い山笠のスタート地点です。写真左側に竹竿が立っていますが、本番ではまず降りた状態になり、竹竿が跳ね上がり次第舁き山笠が飛び出します。5秒前のアナウンスからどんどん興奮が高まり、スタートして勢いよく走り出す瞬間を間近で体感できます。
また、追い山笠では午前4時59分から1基ずつ、5分ごとにスタートするので、あとにスタートする舁き山笠が次々と後ろに並んで待機します。そのときの緊張感が伝わってくる雰囲気もこの場所ならではです。
清道
清道とは、清道旗と呼ばれる旗の周りを廻る道のことです。スタートした舁き山笠は、櫛田神社内の清道を廻って町へとくり出します。
清道は桟敷席での見学になるためハードルが高いかもしれませんが、神社の外で待ち構えていても、町へ出ていく瞬間の迫力が感じられるので人気の高いスポットです。
山留めとは、追い山笠のスタート地点です。写真左側に竹竿が立っていますが、本番ではまず降りた状態になり、竹竿が跳ね上がり次第舁き山笠が飛び出します。5秒前のアナウンスからどんどん興奮が高まり、スタートして勢いよく走り出す瞬間を間近で体感できます。
また、追い山笠では午前4時59分から1基ずつ、5分ごとにスタートするので、あとにスタートする舁き山笠が次々と後ろに並んで待機します。そのときの緊張感が伝わってくる雰囲気もこの場所ならではです。
清道
清道とは、清道旗と呼ばれる旗の周りを廻る道のことです。スタートした舁き山笠は、櫛田神社内の清道を廻って町へとくり出します。
清道は桟敷席での見学になるためハードルが高いかもしれませんが、神社の外で待ち構えていても、町へ出ていく瞬間の迫力が感じられるので人気の高いスポットです。
櫛田神社
住所:福岡市博多区上川端町1-41
2. 承天寺前 清道
承天寺は、山笠発祥の地と言われている場所です。尊敬の念を表し、櫛田神社と東長寺につづいて3つ目の清道旗が立っています。山笠が狭い道を廻っていく迫力と、住職があらわれて舁き山笠の表敬を受ける場面も見どころです。
承天寺
住所:福岡市博多区博多駅前1-29-9
3. 旧西町筋
旧西町筋とは、写真真ん中に伸びているまっすぐな道です。山笠全コースのなかでもっとも狭いスポットでもあります。
写真奥の方から走ってきて、向かって左へ直角に曲がります。以前、こちらの角(写真で舁き手の方々が集まっているところ)は道ギリギリまで建物があり今よりさらに難所だったとか。今でも、舁き手の腕の見せどころです。
旧西町筋
住所:福岡市博多区冷泉町8-1
4. 西流 山小屋
今年は店屋町が当番の西流。当番町とは、その年の山笠を仕切る町のことです。当番町によって、舁き山笠の小屋を設置する場所が変わります。5年に2度だけ、こうして道のど真ん中に小屋があらわれその中を七つの舁き山笠がすべて全速力で駆け抜けます。
写真手前から向かってくるとその先がゆるやかな下り坂になっており、どんどん加速していく一連の流れも楽しいでしょう。
西流 山小屋
住所:福岡市博多区店屋町3-23 サカタビル
5. 廻り止め
廻り止めとは、追い山笠のゴール地点です。約5キロの疲れを吹き飛ばして、少しでも早くゴールできるよう全員が最後の力を振り絞ります。
最後の加速と、ゴールしたあとのやりきった感が夏の終わりを感じさせます。
廻り止め
住所:福岡市博多区須崎町2-1
それぞれの場所で魅せる、舁き山笠のさまざまな顔を楽しもう
始まる瞬間や終わる瞬間、広い道や狭い道など追い山笠には見逃したくない瞬間が沢山あります。どこで見ても正解です。マナーを守りながら、舁き手の、舁き山笠の迫力を現地で楽しみましょう。
追い山笠まであと少し。記事を参考に、是非自分なりの見物スポットを考えてみてください。
追い山笠まであと少し。記事を参考に、是非自分なりの見物スポットを考えてみてください。
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