※FIGO(渡辺通)
Osteria Falco(薬院大通)
Osteria Linda(高砂)
A TAVOLA!!(天神)
ピッツェリア・ダ・ガエターノ JRJP博多ビル店(博多駅)
ひとくちにイタリア料理店といってもコースがメインの「リストランテ」から大衆食堂的な「トラットリア」、居酒屋感覚の「オステリア」、ワイン酒場の「バール」まで様々な業態があります。これまでUMAGAで紹介した店の中から、リーズナブルな価格で普段使いができるカジュアルなイタリア料理店を5軒まとめました。
イタリアンで迷ったらココ! ハズレなしのアラカルトが目白押し
【FIGO】
何を食べてもハズレがないという抜群の安定感で、福岡のイタリアン好きから絶大な信頼を寄せられているのが「FIGO」。オーナーシェフの城戸敏宏さんは3年半にわたって本場イタリアで働き、北から南まで各地の郷土料理を習得。その腕前は同業者からも一目置かれる程で、シェフの地元・熊本県玉名市で自家栽培するバジルや福岡で手に入る食材を使いながら本場の味を再現しています。
料理は基本的にアラカルトの提供で、グランドメニューと日替わりの黒板メニューを合わせるとその数は何と50種類以上! イタリア産を中心にしたワインも50種類以上の品揃えで、ボトルが3,850円からというお手頃な価格。一品のポーションも多めなので2人以上でシェアすれば、あれも食べたい、これも食べたいという欲ばりに応えてくれます。9月には白金に2号店を開店準備中とのことなので、こちらも楽しみです!
閑静な住宅街で、若きシェフが創る力強くも美しいイタリア料理
【Osteria Falco】
城南線と浄水通りにはさまれた「薬院伊福町」の閑静な住宅街にあるカジュアルな雰囲気のオステリア「オステリア・ファルコ」。30代前半の若きシェフ・植田雄介さんは東京のイタリア料理店で修業した後、イタリア北部の町・ボルツァーノに渡って勉強した経験の持ち主。郷土料理というわけではなく、本場の味に自らのアイデアを加えて力強さと美しさを兼ね備えたイタリア料理をリーズナブルに提供しています。
イタリア・プーリア州の名産「ブッラータチーズ」とサンダニエーレ産の最高級生ハムを使った前菜や、数種類のイタリア産小麦粉をブレンドした手打ちパスタなどが名物。さらに季節の魚介を使った料理からイノシシ・アナグマなどのジビエまで、植田シェフのアイデア溢れた料理が並んでいます。料理に合わせてセレクトしたイタリア産のワインや福岡では珍しい茨城産のクラフトビールも揃い、たびたび訪れたくなるオステリアです。
熟練シェフの職人技に、何度も足を運びたくなる古民家イタリアン
【Osteria Linda】
まるで迷路のように細い道路が入り組んだ高砂エリアの南側最深部にあり、夕暮れ時になると温かみのある窓明かりが漏れてくる三角屋根の建物が「オステリア・リンダ」です。豊富な経験を持つ熟練オーナーシェフの日髙慶太さんが地元・九州の新鮮な食材にこだわり、その持ち味を引き出すためにひと手間もふた手間もかけた「地産地消のイタリアン」を提供しています。
多くの客が注文する「前菜盛り合わせ」(1,600円)は、肉・魚・野菜をバランスよく使った10種類以上の料理が盛り付けられた名物メニュー。2日間かけて練りあげた生地を注文が入ってからパスタマシーンにかけて製麺する手打ちパスタや、熊本や糸島で猟師が獲ったシカやイノシシなどを一頭から半頭買いするというジビエも見逃せません。古いアパートを改装した店内は、温かみのあるランプに灯された居心地の良い空間です。
西中洲のリバーサイドで、本場そのままの南イタリア料理を楽しむ
【A TAVOLA!!】
西中洲の那珂川沿いに建つフレンチルネッサンス様式の洋館・旧福岡県公会堂貴賓館を中心にした天神中央公園内の商業施設「ハレノガーデン・イースト」にあるカジュアルなイタリア料理店「A TAVOLA!!(ア・ターヴォラ)」。オーナーシェフの薙野耕平さんが3年間にわたって修業した「南イタリアの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」と、多彩な食材を使ったプーリア州やマルケ州の郷土料理を紹介しています。
人気メニューは山海の幸をふんだんに使った小皿料理が7~8品も出てくる「前菜の盛り合わせ」(1,800円)や、南イタリア料理の定番「スパゲッティ・ポモドーロ」(1,050円)など。リバーサイドの風景を眺めながら食事ができるテラス席は最高のシチュエーションで、西中洲に居ながらにして南イタリアの風を感じることができます。
ピッツァだけじゃない! 現地直送の本場・イタリアの味が楽しめる
【ピッツェリア・ダ・ガエターノ JRJP博多ビル店】
ナポリ・ピッツァの名店で6年間修業したオーナーの舌間智英さんが世界で初めて暖簾分けを認められて福岡に出店した「ダ・ガエターノ」のピッツェリア2号店。博多駅地下に直結したJRJP博多ビル地下1階の「駅から三百歩横丁」にあり、ナポリ本店直伝のピッツァをはじめ、イタリア直送のチーズやワインに福岡近郊の新鮮な食材を使ったイタリア料理を気軽に楽しむことができます。
本場ナポリの味を再現したピッツァは20種類以上あり、火力の強いガス窯の高温で一気に焼き上げることで、外はカリッと中はフワッとした絶妙の仕上がり。新鮮な魚介などを揚げたフリットやパスタからメイン料理まで揃い、ランチからディナーまで様々なシチュエーションで、ピッツァだけじゃないイタリア料理が楽しめます。
※各店の過去記事全文はこちらから
この記事は各店記事の公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
《FIGO/フィーゴ》
福岡市中央区渡辺通2-3-27待鳥ビル1F
092-781-1005
《Osteria Falco/オステリア・ファルコ》
福岡市中央区薬院伊福町11-1 KAZビル2F
092-523-8502
《Osteria Linda/オステリア・リンダ》
福岡市中央区高砂2-14-4
092-531-0107
《A TAVOLA!!/ア・ターヴォラ》
福岡市中央区西中洲6-36
092-231-8866
《ピッツェリア・ダ・ガエターノ JRJP博多ビル店》
福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビルB1F
092-409-7298
ジャンル:イタリア料理
住所:福岡市中央区渡辺通2-3-27待鳥ビル1F
電話番号:092-781-1005
営業時間:17:00~OS23:00
定休日:不定
席数:カウンター8席、テーブル18席
個室:なし
メニュー:ズッキーニのカルパッチョ660円、海の幸のサラダジェノバ風1,210円、季節の魚と野菜のフリット950円~、ペペロンチーノ1,320円、仔羊の串焼きグリル1,100円
URL:https://www.instagram.com/figofukuoka_official/
ジャンル:イタリア料理
住所:福岡市中央区薬院伊福町11-1 KAZビル2F
電話番号:092-523-8502
営業時間:11:30~OS14:00/17:30~OS22:00
定休日:月曜
席数:カウンター4席、テーブル15席
個室:なし
メニュー:パテ・ド・カンパーニュ750円、牛ホホ肉と赤ワイン煮込みソースのタリアテッレ1,540円、さつまいものニョッキ4種のチーズソース1,650円、フランス産鴨フィレの炭火焼き1,980円
URL:https://www.osteriafalco.com
ジャンル:イタリア料理
住所:福岡市中央区高砂2-14-4
電話番号:092-531-0107
営業時間:18:00~翌1:00(金・土曜は~翌2:00)
定休日:火曜
席数:カウンター7席、テーブル14席
個室:なし
メニュー:パテドカンパーニュ700円、前菜盛り合わせ1,600円、ズワイガニと春菊のアラビアータ1,400円、本日の鮮魚料理1,800円~、熊本山都の雌鹿赤ワインソース2,400円
URL:http://www.osterialinda.com
ジャンル:イタリア料理
住所:福岡市中央区西中洲6-36
電話番号:092-231-8866
営業時間:11:30~OS14:30/17:30~OS21:30
定休日:月・火曜
席数:カウンター5席、テーブル6席、テラス14席
個室:なし
メニュー:ランチ1,030円~、前菜盛り合わせ1,800円、スパゲッティポモドーロ1,050円、本日のフリット700円、ビスカッタディマンゾ(牛肉のステーキ)2,300円
URL:https://www.instagram.com/mensa_a_tavola
ジャンル:イタリア料理、ピッツァ
住所:福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビルB1F
電話番号:092-409-7298
営業時間:11:30~0S14:30/17:00~OS22:00(土・日・祝日は11:30~OS22:00)
定休日:なし
席数:カウンター26席、テーブル18席
個室:なし
メニュー:ピッツア1,738円~、福岡ハーブ鶏レバーのパテ858円、魚介のセモリナ粉揚げ1,353円、牛粗挽き肉と糸島野菜のボロネーゼ2,780円、カジキマグロのグリル2,068円、サルシッチャとジャガイモのロースト1,848円
URL:https://www.instagram.com/gaetano_jrjphakata/
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう