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スコーンブーム到来!福岡の人気スコーン店5選。テイクアウト、お取り寄せ情報を紹介

GOTO MAYO

平日のランチ、食べすぎるとやる気を失うので定食よりパン派です。惣菜パンより菓子パン派でもあり「スコーン」がお気に入り。日持ちもしますし、ちょっと遠方からお取り寄せも楽しいですね。

というわけで今回は、福岡のまちネタを中心に取材する編集者の私が「ヌン活」ブームでますます話題を集めるスコーンをご紹介します!

昔から馴染み深い素朴なスイーツ「スコーン」って?

スコーンとは、小麦粉、卵、バターと牛乳というシンプルな材料で焼き上げるスコットランド発祥の菓子パンです。現在では、イギリス全土や旧イギリス領だった国や地域で食べられています。

定番はイギリス式とアメリカ式の2種。イギリス式のスコーンは軽めの食感で一般的に甘くないので、クロテッドクリームやジャムをつけ楽しみます。アメリカ式のスコーンは重めの食感で甘く、生地にチョコやナッツなどを混ぜており、それだけで楽しむものが多いです。

そんな両国のテイストを生かしつつ、独自の進化を遂げたのが日本式のスコーンになります。

「新しい食感」や「面白い形」が多数あり。フレーバーも素材もさまざま

日本でも昔から馴染み深いスコーンですが、ここ数年、定番の“ザクザク”に加え、“ザクふわ”“ホロホロ”“みっしり”“ホロふわ”など食感にバリエーションが広がっています。

また、面白い形や味わい、素材の登場により楽しみ方も多種多様に。中でもその違いがハッキリとしている、食べ比べにぴったりなスコーンを地元の人気店から選んでみました。

テイクアウト、お取り寄せで人気の5店舗を食べ比べ!

福岡で人気のスコーン5店を食べ比べ。テイクアウト、お取り寄せ情報も要チェックしてみてください。

Bakeshop Cukr[ベイクショップ ツックル] “ザクふわ” アメリカと日本を合わせたハイブリッドタイプ。

左から)全粒粉/250円、スイートポテト/330円、チョコくるみ/310円
焼き菓子とケーキのテイクアウト専門店「Bakeshop Cukr」のスコーンは、発酵バターときび糖を使用。外はサクサク、中はふんわり柔らかい食感です。

香ばしい風味が口の中に広がる全粒粉スコーンをはじめ、どれも素材をダイレクトに感じられる甘さ控えめのテイスト。

季節限定のスイートポテトは、たっぷりの黒ゴマがアクセントとなりボリューミーでも食べ飽きない美味しさです。
Bakeshop Cukr[ベイクショップ ツックル] =テイクアウトのみ=
■住所:福岡市城南区別府2-2-2
■電話:092-852-8100
■Instagram:@bakeshop_cukr

MUME [ムメ] “ホロホロ”&“ザクザク” 素材の組み合わせの妙を楽しむスコーン。

(前)有機みそとアーモンド/400円、(後)八女抹茶とくる/450円
和カフェ「MUME」のスコーンは、ビターで洗練された味わい。有機みそとアーモンドは、塩こうじと甘こうじを使用。

ホロホロとした食感で、味噌と麹の旨みが複雑な風味を醸しだしてくれています。八女抹茶とくるみは、酵母を使用。

ザクザクの食感で食べ応えあり、抹茶の風味とくるみのロースト感がよく合いクセになります。どちらも濃厚で奥深い味わいに仕上がっており、おつまみとしてもおすすめの一品。
MUME [ムメ] =テイクアウト可=
テイクアウトは整理券制。イートインもあり[完全予約制]。
■住所:福岡市中央区荒戸2-1-25
■電話:092-600-4631
■Instagram:@mume_fuk

オオカミの口 “ホロふわ” ミルキーでやさしい甘さを感じるスコーン。

(前)アップルスパイスホワイトチョコ/300円、(後)くるみとミルクチョコ/300円
スコーンとチャイの店「オオカミの口」のスコーンは、北海道産と福岡県産の小麦、天然塩、よつ葉バター、白木牧場特別牛乳を使用。

アップルスパイスホワイトチョコは、果物とスパイスの香りの余韻が楽しめます。くるみとミルクチョコは、焦がしくるみとフランス産の上品なチョコレートが相性抜群。

他店は5~7種ほどのラインナップですが、こちらは常時10~15種ほどの品揃え。スコーンの種類がずば抜けて多いのも魅力です。
オオカミの口 =テイクアウト可=
イートインもあり[日祝休・完全予約制]。
■住所:福岡市西区姪の浜6-3-35
■電話:092-885-8300
■Instagram:@cafe.chai.scone

Ruska Cafe and Scones[ルスカコーヒーアンドスコーン] “ホロホロ” やさしい甘さ、適度な塩味で大人なスコーン。

(前)芦北黒糖ときなこ/410円、(後)いちじく/410円
スコーン専門店「Ruska Cafe and Scones」は、ブラウンシュガーを使ったやさしい甘さのスコーンが特徴。糸島のまたいちの塩もいいアクセントとなっています。

芦北黒糖ときなこは、黒糖の食感が良く、表面にまぶしてあるきなこ、粉糖、雪塩による味の変化も楽しめます。

期間限定のいちじくは、八女の農家さんから仕入れた無添加のドライいちじくを使用。プチプチとした果実の美味しさがポイントです。さっぱりとしているので、何かトッピングするのもおすすめ!
Ruska Cafe and Scones[ルスカコーヒーアンドスコーン] =テイクアウト&お取り寄せ可=
イートインもあり。
■住所:福岡市中央区薬院3-12-22
■電話:なし
■Instagram:@ruska_fukuoka ■HP:https://www.ruska.jp/

イトヲカシ “みっしり” リベイクで食感の変化を楽しむスコーン。

(前)栗のキャラメル/250円、(後)ほうじ茶/210円
まちのベーカリー「イトヲカシ」のスコーンは、そのままだとハードクッキー、リベイクすると劇的に食感が柔らかくなります。

栗のキャラメルは、発酵バターを使ったスコーンにキャラメルと渋皮煮を使用。温めるとキャラメルがとろりと溶けでてきてますます美味しくなります。

ほうじ茶は、生地にホワイトチョコとチョコ2種をミックス。こっくり濃厚な味わいがたまりません。小さいながら全粒粉入りなので、ずっしりと食べ応えがあります。
イトヲカシ =テイクアウト&お取り寄せ可=
お取り寄せ…おまかせのセット¥2,000[10~12個入り]のみ。※インスタグラムのDMにて対応
■住所:福岡県那珂川市片縄8-65
■電話:092-982-2084
■Instagram:@itowokashi113

名店の味で興味が広がったら、次は手作りも

スコーンの食感や味の違いは、レシピはもちろん形成の仕方によって変わるそうです。それぞれの店の個性を味わうのもいいですが、自分で一から好みのものを作ってみるのもいいですね。

先月発売された、NHK「きょうの料理」で人気のお菓子研究家のムラヨシマサユキさんの著書『スコーン BOOK』も素敵なので、ぜひ一度チェックしてみてください。

見ているだけでも幸せな1冊です!

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この記事を書いたひと

GOTO MAYO

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2009年より約10年間、オウンドメディアを持つ企画制作会社に勤務し、フリーランスへ。現在は地域のブランド化をテーマに掲げ、九州各県の紙媒体、ウェブサイトの企画から編集ライティングまで行う。個人メディアT.READ主宰。

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