「仕事帰りにサクッと飲みたい」
「弾丸福岡旅行でお昼から飲みたい!」
そんな時に便利なエリアといえば、やっぱり博多駅ですよね。
「博多駅で飲む」となると、地下のレストランゾーンが思い浮かびますが……ちょっと待った!
実はビルの上層階にもいいお店があるんです。
昼飲み・定食・晩酌までOKの意外な穴場?
今回ご紹介するのは、博多駅直結の商業ビル「KITTE博多」の9階にある「博多の大衆料理 喜水丸」。海鮮料理が自慢の「喜水亭」が手掛ける大衆酒場で、市場直送の鮮魚から屋台料理、もつ鍋、明太子食べ放題の定食まで楽しめる一軒です。博多名物が一堂に揃うので、知っておくとかなり重宝しますよ。
レトロな看板やメニュー短冊が貼り出された店内は、大衆酒場の雰囲気たっぷり。中心にはなんと屋台そっくりに造られた座席までありました! 11時からオープンしているので「福岡の屋台に行きたいけど時間がな~い」なんて時にもぴったりです。
まずはコレ!超お得な「ほろ酔いセット」
「さぁ何から注文しようか」と悩む間もなく、早速めちゃくちゃお得な「ほろ酔いセット」を発見! 時間帯に関係なく注文でき、ドリンク2杯とおつまみ2品を選べて1,500円とは驚きです。
ビールは発泡酒じゃありません、“神泡”のプレミアム・モルツですよ。純レモンサワーもきっちり生レモン入りで嬉しい!
選べるおつまみは約11種類もあり、私は本日の刺身3点盛りと炙りチャーシューをチョイス。この日の刺身はプリップリのタイに厚切りのブリ、脂ののったサーモンでした。昭和32年に創業した鮮魚店が「喜水亭」の前身とあり、さすが刺身のクオリティが高いです。
ちなみに、ドリンクはジムビームハイボールやサワー、カクテル、日本酒、焼酎、ワイン、ソフトドリンクまで揃っています。おつまみも、酢モツやたこわさ、揚げ餃子、ポテサラなど、“これがあるといいなぁ”というものがひと通り揃っているのが嬉しいですね。個人的に「きゅうりの浅漬け」の浸け具合が完璧だったのにもグッときました。
博多名物から屋台メニューも勢揃い!
もちろん「ほろ酔いセット」だけでは終わりませんよ。こちらは「早いもの勝ち!」の人気メニュー「博多ゴマサバ」(880円)です。長浜市場直送の新鮮なサバは、身の角がピンッと立って鮮度抜群。厚切りで食べごたえがあり、「喜水丸」秘伝のゴマダレもよく合います。
福岡の屋台では“生モノの提供NG”ですが、ここなら屋台気分を楽しみながらお刺身を味わえますね。
続いて、屋台メニューの定番「焼鳥」もいただきましょう。福岡ならではの「ぐるぐるとり皮(塩・タレ)」(230円)や、糸島産「雷山豚」使用の「豚バラ」(250円)、特製の「つくね」(280円)など、7、8種類が揃います。ベーコンの塩気とジューシーなシャインマスカットが絶妙にマッチする「シャインマスカット串」(380円)も美味し~。
最後は「すっきり醤油仕立ての『博多もつ鍋』を食べて、締めにちゃんぽんを」と思っていたのですが……。こんな気になるメニューを見つけ、急遽予定を変更。ちゃんぽん麺で作られたナポリタン、その名も「ちゃぽりたん」(880円)です。知る人ぞ知る長崎のB級グルメらしいのですが、もっちり太めの麺が甘めのケチャップソースにかなり合います。ソーセージの旨味とタマネギやピーマンの食感が弾け、スキレットの底には目玉焼きも隠れていて大満足でした。
食べて飲んですっかりお腹いっぱいになってしまいましたが、今回ご紹介したメニューはまだまだほんの一部です。明太子と辛子高菜が食べ放題となる「博多もつ鍋定食」(1,880円)や「天然穴子の天ぷら定食」(1,980円)、九州の旬菜旬魚を使った季節メニューに福岡の地酒飲み比べセットなどなど! 魅力的なメニューが盛りだくさんなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
※*2022年12月31日はOS20:00。1/1は休業
《博多の大衆料理 喜水丸 KITTE博多店》
福岡市博多区博多駅中央街9-1 KITTE博多ビル9F
092-409-2211
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