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シーナ亡き後も娘たちと走り続ける『74歳のロックンローラー鮎川誠』

今年74歳になった鮎川誠。

 

ビートルズでロックに夢中になり、福岡のロックバンドの草分けと言われるサンハウスを経て、妻とシーナ&ロケッツを結成し上京。バンドは「ユー・メイ・ドリーム」の大ヒットを飛ばし、女性ロックボーカルの草分けとして多くの女性を勇気づけた。

 

しかし2015年、バンドのボーカルにして妻であり3人の娘の母でもあったシーナが亡くなる。

 

公私にわたるパートナーを失った鮎川だったが、止まることはなかった。バンドはそれまで以上にライブ活動に力を入れる。「シーナがいないシーナ&ロケッツなんてシーナ&ロケッツじゃないち一番思うのはぼくなんだけど、でもシーナ&ロケッツが無くなることが一番悔しいのはシーナだと思うんです。シーナもいつでも(ステージの)その辺にいると思う」という鮎川を次女がマネージャーとして支え、三女のルーシーがボーカルを務めることも。
「ギターはすごい発明品。なんもないところに持ってきて差し込んだらパーティができる。愛と平和の武器ですよ」
74歳になる鮎川誠はどこまでもシンプルでピュアなままだ。家族に支えられながら、ライブ活動を続ける鮎川誠の姿を追った。
 

『74歳のロックンローラー 鮎川誠』

2023年1月3日(火)22時24分~

ナレーター・下田文代(RKBアナウンサー)
 

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