PageTopButton

あの人気焼鳥の姉妹店が“鳥焼肉”を柱にリニューアル!

UMAGA

昨年11月24日にリニューアルオープンした「鳥焼肉 名門」。中華そばと鶏酒場からのスタイルチェンジです。人気店の「焼とり 鳥次」、「博多水炊き専門 橙(だいだい)」の姉妹店ということもあり、予約が取れない店になる前に早速お邪魔してきました。

店があるのは渡辺通の路地裏。ここ数年で話題のお店が続々とオープンしているエリアです。各席に七輪用のダクトが付き、もちろんメニューもガラリと変わっています。

屋号に冠すように、メニューの柱となるのは鳥焼肉。焼鳥でもなく、焼肉でもなく、鶏肉の焼肉です。店主の小林龍治さんは、「東京に老舗の鳥焼肉専門店があり、そこに食べに行った時に、すべてにおいて発想が自由だな、と感じたんです。焼鳥はそれぞれの部位を串に刺す必要があるため、できることがどうしても限られてきますし、味付けもタレと塩とある程度の縛りがあります。ところが鳥焼肉は、鶏肉という大きなくくりはあるものの、どのように提供しても良い。例えば串打ちには向いていない、硬い肉質の親鳥や皮の厚みがある地鶏なども鳥焼肉であれば提供できるという点におもしろさを感じたんです」と話します。

席のメインはカウンターです。それは、卓上の七輪で客自身で肉や野菜を焼いて食べるのですが、それぞれの部位によるおすすめの焼き方、食べ方をスタッフが都度指南しやすいからです。

本日いただいたのは、初めての人におすすめしていると言う「かるめコース」(1人前1,800円)。仕入れにより変わる8、9品がコース仕立てで提供されます。この日はネギ塩焼、ハツ、砂肝、おくら、手羽、厚揚げ、もも、トマト、さつまいもというラインナップ。早速焼いていきます。

当初はガスロースターも検討したそうですが、やはり炭火で焼くのがおいしい、と七輪を採用したそうです。鶏肉はどの部位も共通して“よく焼き”を推奨しているため、焼き加減もそこまで難しくありません。朝引きの若鶏を丸々一羽仕入れ、店でさばく「鳥次」のスタイルを踏襲しているため、肉の鮮度が良いのは言わずもがな。なにより、“よく焼き”でもおいしく食べられるよう、肉の厚みなどカットの仕方もよく考えられているのはさすがです。

調味料は酸味と甘味のバランスが良いさっぱりとした自家製タレ、香ばしいゴマ塩、ネギレモンの3種が基本。肉を提供する際に、どれで食べるのがおすすめか教えてくれます。鶏肉の下味は片面に少量の塩を振る程度とし、タレやゴマ塩を付けて食べた時にベストな味わいになるように計算。なにより、どの調味料も素材本来の味わいをしっかり感じられるのが“技あり”だと感じました。「かるめコース」はショートコースになっているため、もう少し食べたい時は単品で焼物を追加しましょう。「さつま黒鶏」(1,250円)や「親鳥」(800円)など、「名門」ならではのネタを楽しんでみてもいいかもしれません。

ちなみに、この日いただいた「かるめコース」でも特に印象的だったのが、焼いたトマトをオリーブオイルと塩コショウを入れた小皿でつぶし、モモ肉のタレにするというアレンジ。これがすごくおいしい! 小林さんは「これも串打ちする焼鳥ではできなかった鳥焼肉ならではの楽しみ方。今後もっとこういった食べ方の工夫ができるはず」と話します。

「かるめコース」の最後に出てきたさつまいもは安納芋だったのですが、これがとっても甘い! 聞けば、一度コンフィにすることでしっかり甘味を引き出しているそう。ゴマ塩を付けて食べると、安納芋本来の甘味がより引き立ちます。すべての食材に対し、よりおいしく食べられる工夫が凝らされていると感じました。

発想、形式、味付けとすべてが自由な鳥焼肉という、福岡では珍しい食のジャンルを打ち出した新生「名門」。現在は夜のみの営業となっていますが、シメのメニューに「担々麺」(620円)を出しているように、ゆくゆくは昼のラーメンも再スタートさせる予定だそう。とはいえ、まずは鳥焼肉という鶏肉の新たな可能性を楽しんでみてください。

《鳥焼肉 名門》
福岡市中央区渡辺通5-14-21
092-775-8625

店舗名:鳥焼肉 名門
ジャンル:焼肉・ホルモン焼き
住所:福岡市中央区渡辺通5-14-21
電話番号:092-775-8625
営業時間:17:00~OS21:00
定休日:日曜
席数:カウンター8席、テーブル6席
個室:なし
メニュー:かるめコース1人前1,800円、サラダ380円、さつま黒鶏1,250円、ネギ塩焼520円、ささみ梅しそ630円、しぎ焼630円、砂肝580円、ハツ580円、レバー580円、手羽740円、つくね740円、親鶏800円、もも840円、厚揚げ480円、担々麺620円、ミニそぼろ丼550円
URL:https://www.instagram.com/meimon1210/

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

この記事を書いたひと

UMAGA

homePagefacebookyoutubexinstagram

魅力的な福岡の食文化をもっと楽しんでいただくためのバイブルとして、厳選した信頼性のある情報を毎日更新中。