いよいよ来週、Jリーグが開幕する(J3は3月開幕)。Jリーグは2~3月から11~12月までをシーズンとする春秋制だ。
一方、欧州などは8~9月から5~6月をシーズンとする秋春制。それぞれにメリットデメリットがある。気象の観点でいうと、春秋制では過酷な真夏を乗り越えなければならない。秋春制だと暑さを回避できるが、真冬の積雪が問題になる。
特に北陸から北の日本海側は、積雪の影響で試合ができないこともある。日程を大きく変更することになり、不利になるクラブも出てくるだろう。南北に長い日本だから地域によって有利不利が出てしまう。他にも議論することが多く、どちらが良いとは言いがたいのが現状だ。
ちなみに現行の春秋制でも2月を含むため多少影響が出ている。山形県を本拠地とするモンテディオ山形は、雪の影響を考慮して今年は開幕後4試合アウェイ続き。ホームでの開幕は雪の影響がなくなるであろう3月中旬に調整されている。新潟や金沢など他の豪雪地帯でも2月にホームで試合はない。
九州のJ1・J2クラブは幸いなことに来週か再来週にはホームで試合がある。最高の週末が、そこまで近づいている。
一方、欧州などは8~9月から5~6月をシーズンとする秋春制。それぞれにメリットデメリットがある。気象の観点でいうと、春秋制では過酷な真夏を乗り越えなければならない。秋春制だと暑さを回避できるが、真冬の積雪が問題になる。
特に北陸から北の日本海側は、積雪の影響で試合ができないこともある。日程を大きく変更することになり、不利になるクラブも出てくるだろう。南北に長い日本だから地域によって有利不利が出てしまう。他にも議論することが多く、どちらが良いとは言いがたいのが現状だ。
ちなみに現行の春秋制でも2月を含むため多少影響が出ている。山形県を本拠地とするモンテディオ山形は、雪の影響を考慮して今年は開幕後4試合アウェイ続き。ホームでの開幕は雪の影響がなくなるであろう3月中旬に調整されている。新潟や金沢など他の豪雪地帯でも2月にホームで試合はない。
九州のJ1・J2クラブは幸いなことに来週か再来週にはホームで試合がある。最高の週末が、そこまで近づいている。
横尾槙哉=RKB気象予報士・防災士
毎日新聞福岡版 2023年2月11日掲載
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