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常識を覆す「白いとんかつ」で、行列の絶えない超人気店

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かつて福岡で「とんかつ」を食べようと思えば、「浜勝」のように全国展開しているチェーン店か、うどん・そば屋のサイドメニューがほとんどでした。もちろんとんかつ専門店もありましたがその数は少なく、ましてや行列ができるほどの人気店はまずありませんでした。
ところが数年前からブランド豚などを使った個性的なとんかつ屋が登場し始め、福岡で空前ともいえる「とんかつブーム」が訪れています。その先駆けとなった店の一つが、2019年1月に天神でオープンした「とんかつ わか葉」。いつも行列の絶えない超人気店です。

わか葉行列

訪れたのは2月下旬の平日午後2時頃。あえてランチタイムを少し外したにもかかわらず、まだ長蛇の列が続いていました。列に並んでいるのは地元客だけではなく、国内の観光客やインバウンドの外国人も多く、福岡に来たらわざわざ訪れる店になっているようです。

わか葉01

並んでまで食べたいと思わせる最大の理由は、とんかつの揚げ方にあります。そのルックスから「白いとんかつ」といわれているように、「注文をいただいてから低温で揚げることで、柔かな仕上がりになります」と、店主の石原さん。沖縄産の「琉香豚」、鹿児島産の「ゆず豚」といった厳選した銘柄豚をじっくり時間をかけて揚げた「白いとんかつ」は、まさにオンリーワンの味。行列ができるのも致し方ありません。

ようやく着席し、一番人気という「ゆず豚ロースカツ定食」(1,900円)を注文しました。卓上には特製のとんかつソースをはじめ、ヒマラヤ産のピンク岩塩、ハーブソルト、わさび塩、からしなどが用意されています。まずは岩塩を少し付けて食べ始めるのがオススメです。

わか葉料理2

特注の生パン粉を使っているという白い衣をまとったロースカツは、サクッとした歯触り。ほんのりピンク色の肉質は柔らかく、脂身はスッキリとして、噛むほどに豚肉が持つ旨味が溢れてくるようなジューシーな味わいです。定食のご飯には、島根県産米「きぬむすめ」の白米か写真の雑穀米が選べます。
また、月替りの限定メニューとして全国から厳選した銘柄豚のとんかつもあります。3月の厳選銘柄柄豚は糸島産の「伝助」(ロースカツ定食2,400円~)で、別メニューが用意されているので注文時にチェックしてみてください。

わか葉03

数量限定のカツ丼メニューは写真の「カツ玉丼」(味噌汁・漬物付き1,100円)と、シソの葉にわさびを効かせた「シソわさカツ玉丼」(味噌汁・漬物付き1,200円)の2種類。どちらも丼ぶりの蓋が閉まらないほどビッグサイズのとんかつが乗り、食べ応えは十分です。
その他に「カツカレー」(1,300円)や、単品で注文できる「とろッケ」(250円)、「メンチ」(350円)などのサイドメニューが用意されています。

わか葉メニュー1 わか葉メニュー2

1階は8席のカウンターがメインですが、靴を脱いで上がる2階はすべて掘りごたつ式の客席。しばし行列した後は、ゆっくりとくつろぎながら自慢の「白いとんかつ」を楽しむことができます。

わか葉店内1 わか葉店内2
店舗名:とんかつ わか葉
ジャンル:とんかつ
住所:福岡市中央区天神1-15-36
電話番号:092-406-8189
営業時間:?11:00~14:30/?17:00~20:45?
定休日:日曜
席数:カウンター8席、テーブル8席、掘りごたつ32席
個室:なし
メニュー:ビジネス定食1,200円、ロースカツ定食1,750円~、上ロースカツ定食2,000円~、ヒレカツ定食1,950円~、カツ玉丼1,100円、シソわさカツ玉丼1,200円、カツカレー1,300円、とろッケ250円、メンチ350円

URL:https://www.instagram.com/wakaba506/

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この記事を書いたひと

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