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桜の開花

桜の季節が近づいてきた。この時期になると気になるのはやはりいつ開花するかだ。

福岡の桜の開花の平年日は3月22日で、その他の九州の各県も3月下旬である。

今年の3月はかなり暖かく桜の開花が早まりそうだが、この桜の開花を手軽に大まかに
予想する方法がある。それが「600度の法則」というもので、2月1日からの最高気
温を足して600度になるころに桜が咲くという法則だ。

昨年を例にみると、福岡は563・7度、佐賀は619・4度で開花した。意外と誤差が少ない。桜が開花するまでの間、自分で開花予想してみるのも面白いかもしれない。

Jリーグで桜と言えば、セレッソ大阪だ。
大阪市の市花は桜。そしてセレッソはスペイン語で桜を意味する。

広島カープのファンがこいのぼりの季節に盛り上がるように、セレッソ大阪でも桜の季節は盛り上げ企画が目白押しとなる。過去10年の3、4月のリーグ戦の成績を調べてみると、34勝24敗24分と勝ち越していた。春の風はやはりチームの背を押している。

12日はセレッソ大阪と、われらがサガン鳥栖が対戦する。桜の開花が近づく中、こちらの桜は開花させず勝つことができるのか。二つの開花が気になるところだ。

横尾槙哉=RKB気象予報士・防災士
毎日新聞福岡版 2023年3月11日掲載

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横尾槙哉