PageTopButton

モンペは日本のジーンズだ!

今「もんぺ」がおもしろい!
戦時中は農家の女性の労働着として奨励されたという少し暗いイメージもあるが、それを払拭する、現代にマッチした新しい柄やデザインで全国に広まりつつある。特に福岡県八女市の店「うなぎの寝床」の活躍がめざましい。

大分大学で同窓の白水高広代表とバイヤー春口丞悟取締役が、地域のものづくりを紹介する店を作ろうと2012年にオープンした。普通、アンテナショップは東京など大都市に出すモノだが、地域のものを地域の人がまず見るべきと考え、あえて八女市に出した。同時に地元の久留米絣を中心にした「もんぺ博覧会」を全国各地で開催している。もんぺだけでなく竹細工や木桶といった地域の伝統品の作り手と使い手が出会うワークショップにも積極的に取り組んでいる。また海外を含め他地域からの学びを地域と共有して、知恵、知識、情報が集まる場所としている。去年12月には、東京にも3つめの店を出した。

ネット販売も成功させている。ビジネスでも成り立たせなければ伝統文化は、ものづくりの担い手さえ消えてしまうという現実を乗り越えようと、もんぺを切り口に地域文化商社と自称するアンテナショップの姿を追った。
■取材先
会社名:うなぎの寝床
担当者:白水高広代表と春口丞悟取締役
八女本店住所:
〒834-0031 福岡県八女市本町(モトマチ)267
住旧寺崎邸住所:
〒834-0031 福岡県八女市本町(モトマチ)327

電話:0943-24-9838
HP:http://unagino-nedoko.net

取材後記

モンペが機能面でも非常に優れていることに驚きました。また久留米絣が、織る前の糸の段階で色を染めて、織った後に見事な模様を出すいう技のすごさに改めて驚きました。

モンペは老若男女を問わず、もっと流行っていく予感がしました。何より、取材で響いたのは白水代表が言う「少しぐらい買い取っても作り手はやっていけない。総量を増やして経済的にもビジネスとしても成り立たせることが伝統工芸品でも求められている」ということと、そのために現代のネットショッピングに活路を見いだして成果を上げている点です。

伝統文化や・工芸をたまに見れば「いいね!」とは思ってもなかなか購入までは踏み切れない人が多いと思います。そこを「うなぎの寝床」の上手な紹介と作り手と使い手のチャンネルづくりなど地味だけど確実な活動が、消費者の背中をちょっと押す力になっていると感じました。
担当:RKB毎日放送 山田尚

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう