RKBドキュメンタリー映画祭 ペア招待「毒の油を口にして ~カネミ油症事件50年~」
RKBドキュメンタリー映画祭
映画概要
カネミ油症事件被害者たちの、理不尽な運命を追ったドキュメンタリー。
カネミ油症事件はダイオキシンを口から摂取するという前代未聞の出来事で、その症状は多岐にわたる。またダイオキシンは体内から排出されにくく、被害者の健康被害は事件発生から50年経ってもなお続く。被害の拡大を防ぐべきだった国は、初期の対応を失敗して被害を深刻化させたが、裁判で結局その責任が認められなかったために、今、この問題への対応は極めて消極的だ。
さらには、認定制度によって多くの被害者が未認定として救済から切り捨てられている。加害企業カネミ倉庫は小さな会社で、その補償は被害者を救うには全く不十分だ。また今、油症被害者の親から生まれた次世代の子ども達にも様々な健康被害が起きている。あまりに理不尽な運命に翻弄される被害者の闘いを追った。
受賞歴:地方の時代映像祭選奨
カネミ油症事件はダイオキシンを口から摂取するという前代未聞の出来事で、その症状は多岐にわたる。またダイオキシンは体内から排出されにくく、被害者の健康被害は事件発生から50年経ってもなお続く。被害の拡大を防ぐべきだった国は、初期の対応を失敗して被害を深刻化させたが、裁判で結局その責任が認められなかったために、今、この問題への対応は極めて消極的だ。
さらには、認定制度によって多くの被害者が未認定として救済から切り捨てられている。加害企業カネミ倉庫は小さな会社で、その補償は被害者を救うには全く不十分だ。また今、油症被害者の親から生まれた次世代の子ども達にも様々な健康被害が起きている。あまりに理不尽な運命に翻弄される被害者の闘いを追った。
- 撮影
- 高橋貴史、両角竜太郎
- 編集
- 平山誠一
- 音効
- 寺岡章人
- ナレーション
- 生野文治
- プロデューサー
- 大村由紀子
- ディレクター
- 里山千恵美
制作スタッフ
カネミ油症事件被害者たちの、理不尽な運命を追ったドキュメンタリー。
カネミ油症事件はダイオキシンを口から摂取するという前代未聞の出来事で、その症状は多岐にわたる。またダイオキシンは体内から排出されにくく、被害者の健康被害は事件発生から50年経ってもなお続く。被害の拡大を防ぐべきだった国は、初期の対応を失敗して被害を深刻化させたが、裁判で結局その責任が認められなかったために、今、この問題への対応は極めて消極的だ。
さらには、認定制度によって多くの被害者が未認定として救済から切り捨てられている。加害企業カネミ倉庫は小さな会社で、その補償は被害者を救うには全く不十分だ。また今、油症被害者の親から生まれた次世代の子ども達にも様々な健康被害が起きている。あまりに理不尽な運命に翻弄される被害者の闘いを追った。
受賞歴:地方の時代映像祭選奨
カネミ油症事件はダイオキシンを口から摂取するという前代未聞の出来事で、その症状は多岐にわたる。またダイオキシンは体内から排出されにくく、被害者の健康被害は事件発生から50年経ってもなお続く。被害の拡大を防ぐべきだった国は、初期の対応を失敗して被害を深刻化させたが、裁判で結局その責任が認められなかったために、今、この問題への対応は極めて消極的だ。
さらには、認定制度によって多くの被害者が未認定として救済から切り捨てられている。加害企業カネミ倉庫は小さな会社で、その補償は被害者を救うには全く不十分だ。また今、油症被害者の親から生まれた次世代の子ども達にも様々な健康被害が起きている。あまりに理不尽な運命に翻弄される被害者の闘いを追った。
制作者からのメッセージ
- 撮影
- 高橋貴史、両角竜太郎
- 編集
- 平山誠一
- 音効
- 寺岡章人
- ナレーション
- 生野文治
- プロデューサー
- 大村由紀子
「カネミ油症事件」。恥ずかしながら、名前のみで事件の概要さえ知りませんでした。完全に過去の話――でも50年を機に振り返ってみるのはどうだろう。そんな軽い気持ちでリサーチを始め、出会ったのが森田安子さんでした。「子供たちに申し訳無い」涙する彼女の姿に愕然としました。「カネミ油症は過去の話じゃない」お子さん達に被害が出ていることも、それが全く救済されていないことも、今現在の問題でした。
何か事が起これば、きっと社会が、お上が助けてくれる。この事件の取材は、そんな私の呑気な思い込みを完全に打ち砕くものでした。被害者は守られないどころか、さらに踏みにじられる。有力者や医師、弁護士の献身的なバックアップや、加害企業に力がある、といった幸運?が無い場合は。この国で被害者になる、ということがどういうことなのか。この問題の現状を黙認すれば、同じ思いをする人がまた出る。そんな怖さと焦りを感じながら制作しました。
何か事が起これば、きっと社会が、お上が助けてくれる。この事件の取材は、そんな私の呑気な思い込みを完全に打ち砕くものでした。被害者は守られないどころか、さらに踏みにじられる。有力者や医師、弁護士の献身的なバックアップや、加害企業に力がある、といった幸運?が無い場合は。この国で被害者になる、ということがどういうことなのか。この問題の現状を黙認すれば、同じ思いをする人がまた出る。そんな怖さと焦りを感じながら制作しました。
制作スタッフ
- 撮影
- 高橋貴史、両角竜太郎
- 編集
- 平山誠一
- 音効
- 寺岡章人
- ナレーション
- 生野文治
- プロデューサー
- 大村由紀子
- ディレクター
- 里山千恵美
制作者からのメッセージ
「カネミ油症事件」。恥ずかしながら、名前のみで事件の概要さえ知りませんでした。完全に過去の話――でも50年を機に振り返ってみるのはどうだろう。そんな軽い気持ちでリサーチを始め、出会ったのが森田安子さんでした。「子供たちに申し訳無い」涙する彼女の姿に愕然としました。「カネミ油症は過去の話じゃない」お子さん達に被害が出ていることも、それが全く救済されていないことも、今現在の問題でした。
何か事が起これば、きっと社会が、お上が助けてくれる。この事件の取材は、そんな私の呑気な思い込みを完全に打ち砕くものでした。被害者は守られないどころか、さらに踏みにじられる。有力者や医師、弁護士の献身的なバックアップや、加害企業に力がある、といった幸運?が無い場合は。この国で被害者になる、ということがどういうことなのか。この問題の現状を黙認すれば、同じ思いをする人がまた出る。そんな怖さと焦りを感じながら制作しました。
何か事が起これば、きっと社会が、お上が助けてくれる。この事件の取材は、そんな私の呑気な思い込みを完全に打ち砕くものでした。被害者は守られないどころか、さらに踏みにじられる。有力者や医師、弁護士の献身的なバックアップや、加害企業に力がある、といった幸運?が無い場合は。この国で被害者になる、ということがどういうことなのか。この問題の現状を黙認すれば、同じ思いをする人がまた出る。そんな怖さと焦りを感じながら制作しました。
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