対馬の絶景と歴史の山、城山―やまプリSP in 対馬 宝の島をごちそう山!―
暮らし
人気芸人・光ママを特別ゲストに迎え始まったやまプリスペシャル。
最初に訪れたのは「絶景と歴史の山」として知られる城山です。
浅茅湾の綺麗な景色を楽しみながら国境の島ならではの歴史も学び、充実した登山を楽しんでいたやまプリ隊でしたが、帰り道にある事件が・・・
最初に訪れたのは「絶景と歴史の山」として知られる城山です。
浅茅湾の綺麗な景色を楽しみながら国境の島ならではの歴史も学び、充実した登山を楽しんでいたやまプリ隊でしたが、帰り道にある事件が・・・
動画詳細
<登場人物>
■YAMAP専属ガイド・前田央輝氏(以下、ひげ隊長)
■庄司智春氏(以下、庄司)
■本田奈也花アナウンサー(以下、本田)
■光ママ(以下、光ママ)
■現地ガイド・西護/にし まもる氏(以下、西)
■ナレーション(以下、NA)
NA:まちプリの人気企画、やまプリが初スペシャル。
ひげ隊長:去年7月から始まったこの「やまプリ」がついに海を越え、対馬まで来ましたよ。
本田:初めてです。対馬は山より海の印象が強いのですが……。
ひげ隊長:素人はすぐ「対馬=海」って言いますよね。だけど、対馬は海だけじゃない。山の魅力やグルメの魅力、いろいろあるんですよ。今回は二人だけでは心もとないので、豪華ならぬ豪快なゲストを呼んでいます。どうぞ!
光ママ:ちょっと、ちょっと。豪快とか失礼よ、あんた! 私も女性だけん。豪快ってなんか、ちょっとねぇ。光ママです、よろしくお願いします。
(一同拍手)
光ママ:やっとよ。やっと「やまプリ」に来れた!
NA:スペシャルゲストは九州を中心に大活躍中の光ママ。「オカンあるある」の動画がバズり中の大人気芸人です。
光ママ:今日はなんばすっとかね(今日は何をするんですかね)。
ひげ隊長:九州のママさんバレーボールの大会。
光ママ:なるほど! それで対馬の大会で、私が助っ人で来たと? ぺチン!(ひげ隊長の頭を叩く)。あなた、芸人さん? ちょっとやりにくい雰囲気をぷんぷん感じるんだけど(笑)。
本田:「やまプリ」スペシャルイン対馬!
光ママ:宝の島を……
全員 :ごちそう山(さん)!
光ママ:いや~、大変なロケになりそうだな~。
NA:この番組では長崎県対馬市の自然と歴史が満喫できるアドベンチャースポットを7つご紹介していきます。ではさっそく参りましょう。
ひげ隊長:対馬と言えばまず紹介したい山。「城山(しろやま)と書いて、城山(じょうやま)と読みます。
NA:標高276m の城山。1時間ちょっとで登れる低山ですが、その道中で対馬の重要な歴史が学べます。森の中からスタートしておよそ20分後。見える景色に変化が。
光ママ:おおお、ちょっと待って! 海がちょっと、少し見えてきたよ。うわ、なにこれ!
ひげ隊長:ここから見てください、ぜひぜひ!
本田:初めて見ました、こんな景色!
光ママ:ねえ! うわぁ、これはテンション上がる!
NA:山の間に入り組んだリアス式海岸、浅茅湾(あそうわん)。その独特な地形と雄大な自然に目を奪われながら歩みを進める3人。まずやって来たのは……。
ひげ隊長:この石垣がガーッとありますね。
光ママ:これ石垣ですね。
ひげ隊長:風化して崩れていってね。
NA:山の名前にも表れている通り、かつてここには金田城(かねだじょう)というお城が建っていました。
ひげ隊長:この隣に人工的な杭があってね。
光ママ:コンクリートがあって。
ひげ隊長:建物がもともとあって、ある人たちがそこで暮らしていた。
NA:気になる答えは、地元に精通した専門家に発表してもらうことに。
ひげ隊長:どうぞ!
西:こんにちは!
NA:現地ガイドの西護(にし まもる)さんです。この島の歴史と自然を知り尽くしたエキスパート。今回、やまプリ隊の旅に同行していただきます。
西:ここにいたのが、7世紀にこの対馬を守るために、主に関東の方から派遣されてきた防人(さきもり)です。
NA:7世紀、唐・新羅連合軍との戦争で国防の最前線となった対馬。遠方から派遣されてきた防人たちがここで寝泊まりしていたんです。
光ママ:この人たちが寝坊しちゃった場合は、襲われる可能性もある……。
西:そうですね、(その場合)対馬全滅。
光ママ:うわぁ。
西:ここでは、そんなにたくさんの人は滞在できなかったんじゃないかなと思いますね。体の大きな人だと数人とか。
光ママ:体が大きくても数十人は寝られますよ!
ひげ隊長:うん、数人ではないかな(笑)。
NA:さらに歩みを進めていくと……。
光ママ:これは?
ひげ隊長:なんか出てきましたねー! じゃあここは西さん、どうぞどうぞ。
西:ここは、あの明治時代の砲台跡(ほうだいあと)。
光ママ&本田:ほうだい……?
西:砲台(ほうだい)、わかります?
NA:お次は明治時代の歴史。日本を圧迫するロシアとの戦争に備え、大陸に近い対馬には大砲が置かれたんです。砲台跡の隣には魂を保管するための弾薬庫(だんやくこ)も残っています。
本田:さっきは防人とか7世紀台の話をしていましたが、こちらは明治なんですね。
西:7世紀はこの古代山城(こだいやまじろ)が築かれて、防人が派遣されています。明治時代にこの城山砲台(じょうやまほうだい)が築かれ、陸軍の砲兵部隊(ほうへいぶたい)がやって来て。その間1200年も経っていますが、つまり対馬は国防の最前線という全く同じ役割を、7世紀と明治時代で果たしているということなんです。
本田:えー!
NA:国境の島ならではの歴史を学んだやまプリ隊は、城山登山を締めくくるべくここからほど近い山頂へと向かいます。
本田:うわ~! 絶景!
光ママ:なにこれ! これは、すごかね!
本田:きれい~!
NA:スタートから1時間程で、この絶景にたどり着けるのも城山の魅力。山頂ではお決まりの……。
ひげ隊長:城山、276mいただきました!
一同:ごちそう山(さん)!
NA:城山から望む絶景を楽しみ、やまプリ対馬の旅は上々のスタート。かに見えましたが……。帰り道に事件が起きました。
光ママ:「何が入っとっとそれ? パンパンたい? そげんパンパンに入れることある?」
光ママ:「ポカリスエット、ベスト、ダウン。名刺入れ。名刺入れ、山にいるか?(本田から名刺を渡され)本田、本田奈也花(ななか)さん。今、やまプリの隊員をしている?」
本田:ヒラ(平社員)なんですけど。
光ママ:次回は私が隊員と聞いておりますので……。
本田:2号です。1号は私、譲りません。
ひげ隊長:やまプリ隊の中で、きれいどころは1人でいいので……。
光ママ:2人いらいないですもんね。
NA:この名刺交換のせいで、やまプリレギュラーメンバーの座を賭けた戦いが始まってしまいました。
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