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自分サイズで輝く

ちょっとふくよかな大きめサイズのモデル「プラスサイズモデル」。長崎市在住の野口詠子さん(31)はそんなプラスサイズモデルとして活動中です。大手ファッションブランドのモデルにも抜擢され、現在はインスタグラムを中心にファッションやメイクを発信しています。
大学卒業後、看護師をしていた野口さんですが、ストレスからうつ病を発症し、わずか2年で退職。闘病中は自殺も考えました。その落ち込んだ気持ちを一時的にやわらげてくれたのが食べること。けれど薬の副作用も加わり、体重は1年間で35キロも増加。あまりの体形の変化に、大好きだったメイクもファッションも楽しめなくなりました。そんな、詠子さんを支えてくれたのは、母の恵利子さん。母がかけてくれた言葉で、今があります。
「すべての人は無条件に美しい。美しさ=個性」これが詠子さんの信念です。今、詠子さんは、ファッションブランドのアンバサダーや、下着ブランドとの共同開発など、活動の幅を広げています。挫折を乗り越え、自分だけでなく誰もが輝ける社会を目指す、詠子さんの挑戦を追います。
 

(制作:NBC長崎放送 /久富 美海)

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