PageTopButton

生徒2割が“コロナ陽性”の学校も、福岡市医師会「緩やかな増加傾向」と注意を促す

全校生徒の約2割が新型コロナ陽性または陽性疑いになり急きょ休校を決めた学校が出た福岡市。福岡市医師会は「緩やかな増加傾向にある」と分析し、注意を促しています。

検査キットや解熱剤の準備を

福岡市医師会の平田泰彦会長は7日の定例会見で、新型コロナの感染者数が「緩やかな増加傾向にある」と述べました。そのうえで、感染に備えて検査キットや解熱剤を準備するほか、今年度中は無料で受けられるワクチンの接種も検討してほしいと話しました。

溶連菌や手足口病が流行

一方、新型コロナ以外にも例年は流行期が終わっているインフルエンザや子供を中心に溶連菌や手足口病などの感染症が流行していることを明らかにしました。新型コロナ対策によってこの3年は感染者が少なく、免疫が低下していることを理由として挙げ「手洗いやうがいといった基本的対策を徹底したうえで、発熱などの症状があれば早めに医療機関を受診してほしい」と呼びかけました。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう