別の5枚の石も“赤い顔料”
佐賀県の吉野ヶ里遺跡では、13日も石棺墓の調査が行われ、深さ30センチと推定される棺を深いところで25センチほどまで掘り下げました。12日は棺を構成する10枚の石のうち1枚に赤い顔料が付着しているのが見つかっていましたが、13日は別の5枚の石からも顔料が確認されました。
副葬品出るか?今週中に調査完了
佐賀県文化財保護活用室・白木原宜室長「お棺の中全体に赤色を塗ってたんだろうということが想像がつきます。中を赤く塗ること自体がお墓全体の中では極めて少ない数ですので、そう考えると特定のランクの人物だと考えていいのではないか」
棺の中の土は、すでに8割ほど掘り進められていますがこれまでに副葬品や人の骨は見つかっていません。調査は今週中にも完了する予定です。
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