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「ビル容積率」を最大800%に緩和へ-北九州市の小倉・黒崎駅周辺で“ビッグバン”

福岡県北九州市は、JR小倉駅と黒崎駅の周辺でビルを建てる際の容積率を最大800%に緩和する方針を明らかにしました。

400~600% → 800%へ

北九州市が容積率を緩和するのは、JR小倉駅と黒崎駅の半径約1キロ圏内の幹線道路沿いです。敷地面積に対する延べ床面積の割合を表す容積率は、2つの地区では現在400%から600%となっていますが、これを最大800%に緩和する方針です。先月には、地権者と住民を対象に説明会を開いていて、来年4月の事業開始を目指しています。

「都市再生の芽を育てる」老朽ビル建て替え

北九州市はおととしから企業誘致を促進するため建設費の補助や規制緩和などにより、老朽化したビルなどの建て替えを促す「コクラ・クロサキリビテーション」に取り組んできました。市の担当者は「容積率の緩和を望む民間事業者も多く、都市再生の芽をできる限り早く育てる必要がある」と話しています。

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