福岡市中心部に“誰でも無料で使えるワークスペース”が登場、期間限定の実証実験
福岡市の渡辺通エリアに、新たな仕事や学びの場を生み出そうと、誰でも無料で使えるワーキングスペースを設ける実証実験が始まりました。
無料の電源、ネット接続も
福岡市中央区の電気ビル共創館に設けられたのは、屋外広場の一部を植物や本棚で囲んだワーキングスペース「わたなベース」です。利用可能な人数は最大40人で、無料の電源やWi-Fiも設置され、パソコン作業や勉強のほか打ち合わせや休憩などさまざまな目的で使うことができます。
利用者「癒やしの風が吹いてきた感じ、吸い込まれるように来ました」「ちょっと休ませてもらっています」
キャンパスのような学びの場を目指す
この実証実験は、自治体や企業で構成する福岡地域戦略推進協議会が、さまざまな人が集まって大学のキャンパスのように学び合う場所を作ろうと、19日から2週間実施します。
渡辺通ワーキンググループ吉岡裕泰リーダー「渡辺通エリアには働く人や学生がいるのに広場がなかった。ニーズや課題を検証してキャンパスのように集える場所をつくりたい」
今年秋にも、仕事や学びをテーマにした実証実験を行って、需要の掘り起こしを図る予定です。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう