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有毒「マムシグサ」の果実を食べた?10代の男性が唇がはれて入院-福岡

有毒植物であるマムシグサ類の果実を食べたとみられる10代の男性が、口内の痛みと唇のはれを訴え入院したこととが20日、わかった。福岡県は食中毒の疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べている。

山に自生した“果実”を食べた


福岡県の発表によると、男性は6月19日に友人グループで福岡県飯塚市の山を訪れ、自生していた植物の果実を食べた。数分後に口内の痛みを感じ、唇がはれだしたという。その日のうちに病院を受診し入院した。重篤な症状はないという。


 

口内のしびれ、腫れが主な症状

福岡県は男性が有毒植物であるマムシグサ類の果実を食べて食中毒を起こしたとみている。厚労省のHPによると、マムシグサは、果実をつける初夏から秋にかけての誤食による事故が多いという。毒性成分のシュウ酸カルシウムが含まれ、口唇、口内のしびれ、腫れなどのほか、腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎機能を害するとされる。

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