故・野見山暁治さん、戦争体験を踏まえ志半ばに戦死した「画学生」の作品を収集
日本を代表する洋画家野見山暁治さん(福岡県出身)が心不全のため102歳で亡くなりました。画学生の作品収集にも尽力され、直前まで制作を続けていました。
戦争で命を落とした「画学生」の作品を収集
野見山暁治さんは1920年に現在の福岡県飯塚市に生まれ、東京美術学校で西洋画を学んだあと戦後はフランスに渡り、帰国後は東京芸術大学で教べんをとりました。また、自身の戦争体験を踏まえ、志半ばに戦争で命を落とした画学生の作品収集にも尽力されました。
東京と福岡でお別れの会が開かれる
2014年には文化勲章を受章、100歳を超えても亡くなる直前まで精力的に制作を続けてきました。関係者によりますと野見山さんは風邪の症状があったことから今月8日に入院。今月22日の朝、心不全で亡くなったということです。102歳でした。家族葬はすでに終わり、後日、東京と福岡でお別れの会を開く予定だということです。
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