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【気象予報士が解説】これからの24時間で“6月ひと月分以上の雨量のおそれ”(30日正午前の時点)

活発な雨雲が九州北部に

梅雨前線が少しずつ九州北部に近づいています。前線の南側に活発な雨雲が広がっています。30日未明からの雨の降り方です。西から次々と雷を伴った活発な雨雲が九州北部に流れ込んでいます。

この5日間で300ミリ超の雨

30日までの5日間に降った雨の量です。300ミリを超えているところがあります。250ミリを超えているところを中心に、土砂災害警戒情報や大雨警報が発表されています。

線状降水帯発生のおそれ

「線状降水帯発生予測」が発表されています。30日午後から7月1日午前中にかけて、
九州北部と南部にも発表されています。線状降水帯発生のおそれがあります。土砂災害、浸水・増水に厳重に警戒してください。

24時間で300ミリ予想も

7月1日正午までの最大1時間雨量です。福岡・北九州・筑豊地方、佐賀県で60ミリ、筑後地方・大分県西部で70ミリ、熊本県で80ミリが予想されています。
24時間雨量でみると、福岡・北九州・筑豊地方で200ミリ、佐賀県と筑後地方・大分県西部で250ミリ、熊本県で300ミリが予想されています。これからの24時間で、6月ひと月分以上の雨が降るおそれがあります。

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