財津和夫の「泣き虫カズちゃん」と称される涙もろさは性格なのかそれとも年齢のせいなのか
TULIP・財津和夫が、ときには自分の涙もろさをこっそりと話す『グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側』。今回は、歳をとって更にもろくなった涙腺について、「泣き虫カズちゃん」が白状します。
財津はセルフスタンド初心者&愛用派
コイン・ランドリーデビューしたというリスナーのお便りから、初体験話へ。
タッチパネルが駄目、と最初に白状した財津だが、最近セルフのガソリンスタンドで自ら給油するようになり、慣れてしまうと自分で入れる方が好きになってセルフのところしか行かなくなったとの事。それなら、タッチパネルもちゃんと利用できているはずなのだが?!・・・
財津が武田アナはどうなのか尋ねると、実はペーパードライバーで、と口ごもり気味に答える武田。
「(免許取得後、運転は)2、3回したんですけど、ちょっとセンスがない・・・」もしもの事があってはいけないからと、免許証は身分証明書専用と化している様子だ。
「今年は運転できるようになりたい」と武田がプチ宣言すると、「やりましょうよ。運転して糸島行きましょう」と財津のお誘いに歓声が上がる。今年は糸島のほのぼの親子(?) デートが実現するのか、それとも運転教官財津の熱血指導ドライブとなるのか、注目したい。
財津の涙もろさは性格なのか年齢のせいなのか
5月の放送で、財津が「ステージ上で泣かない訓練をしたい」と話をした。それを聞いたリスナーからの、我慢せずに泣きたいときは泣いて笑いたいときは笑って欲しい、という番組への熱いメッセージを財津自身が読み上げた後、財津の涙もろさの白状話が再燃する。
「そうなんですよね、ファンの皆さんから『泣き虫カズちゃん』と言われたりすることもあるし・・・誰だと思ってるんだ人の事を!」と、わざと怒り口調になる財津。
「まあ、涙腺が弱いんでしょうね。この歳になったから仕方ないんですよ。普通に世間話しても、歳をとると涙が出てくるの知ってます?」
世間話でですか、と武田アナは疑っている様子。
「まだわかんないだろうな~。めっちゃくちゃ笑いながら話をしたら、涙が出るでしょ。そういうものだと思ってもらってた方が良いのかな。普通に話してても、ちょっと興が乗ると涙が出てくるんですよ(笑)、それが年寄りの涙というものです」
ああ楽しいね、この楽しいと思える幸せを感じて、涙が出るんです。と本人に理由をまとめてもらいました。
今日の一曲は、TULIP「愛の窓辺」。1979年(昭和54年)に発売されたTULIPの2枚組アルバム「Someday Somewhere」の最初の曲。「青春の影」の発表からおよそ5年経ち、更に円熟味を増した財津の高音域のボーカル(地声と裏声が混ざった「ファルセットーネ」としばしば称される)とピアノの弾き語りに、聴き入ってしまう方も多いのではないだろうか。作詞、作曲、ボーカルとも財津和夫。
財津は悪夢の語り部?!
悪夢を見た、というリスナーのお便りから財津が悪夢話を畳みかける。
「悪夢って、体調の悪い時に見るんですよ。でしょう?」
「学校で試験が始まる。教室がわからない。あっち行ったりこっち行ったりしてもわからない。『もう参ったな、どうしようかな』と思ってる夢。中学校での夢、高校の校舎での夢、大学での校舎での夢・・・どこ行ったらいいんだろうと・・・」
「70歳過ぎても見ましたね。自分が人生を彷徨っている。どうしていいかわからない。TULIPこれからどうしようとか、ステージの上で次の曲ちゃんと歌えるかなぁとか。そういう意識が積み重なって、潜在意識の中で『お前は駄目だ。お前は失敗する。これからもう未来はないかもしれない』という囁きがあって、夢を見るんですよ」
まるで語り部のように一気にまくしたてる財津。悪夢をテーマにもう一回存分に語りたそうな感じだ。
次回7月23日の放送は、ソフトバンクホークス日曜ナイター中継のため、午後1時20分からに変更となります。
手相にまつわるお話をします。
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