目次
糸島ドライブ大好き編集者のあいあいです。
写真を撮りたくなるスポットも多いことから、老若男女に人気の「糸島エリア」。
糸島は大きく分けて、「志摩地区」「前原地区」「二丈地区」の3つに分類されますが、今回は3つのエリアの中でも最も西端に位置する「二丈地区」の海沿いに、2022年5月にオープンしたカジュアルフレンチ、『Restaurant TASK(レストラン タスク)』に行ってきました!
糸島の中でも今「二丈エリア」があつい!注目のお店が続々とオープン
糸島で海沿いのお店といえば、多くのカフェが立ち並ぶ「志摩サンセットロード」周辺をイメージする人が多いと思いますが、近年「二丈エリア」にも、続々と新店がオープン。
『Restrant TASK(レストランタスク)』もそんな新店のひとつで、2022年5月にオープンしたお店。
ハウステンボスをはじめ、京都・大阪・愛知などのレストランで腕を振るってきたオーナーシェフの開(ひらき)さんが、糸島の美しい海と食材の美味しさに惚れ込み、満を持してオープンさせた注目のお店です。
海の透明度が高くきれいな砂浜としても知られる、「深江海水浴場」目の前の立地。
向かって左側のお店が、今回紹介する『Restrant TASK(レストランタスク)』です。
他に右側に2つ、合計3軒のお店が連なっています。
広々とした駐車場もあるので、車で行く際は大変便利。福岡市からは、202号線を車で唐津方面へひた走るとたどり着きます。JRを利用する場合は、「筑前深江駅」から徒歩15分ほどの場所にあります。
糸島の海と空を間近に望む、海沿いオーシャンビューレストラン
扉をあけると、美しい海のブルーが目の前に飛び込んできます。
店内もとってもお洒落で、“シンプルイズベスト”という言葉が相応しい、爽やかで落ち着いた空間。
水平線の向こう側には、小さな島も見えます。糸島半島の離島、周囲3.8kmの小さな島「姫島」です。
海と島と、様々な景色を楽しむことができる最高のロケーションです。
海沿いの特等席をひとり占め。ちょっぴり贅沢なランチコースを堪能
どの席からも海を眺めることはできますが、一番海に近い特等席を予約させていただきました。この席から外に出ると、約3秒で砂浜到着です。
ランチは2日前までの完全予約制。今回は4,000円のコースを注文しました。
お肉料理のみ+1,200円でグレードアップ(今回は赤崎牛のグリエ)が可能で、せっかくなので事前にグレードアップのランチを予約しました。
各テーブルには青いこちらのメニューの表が置かれており、
自然豊かな糸島の旬のお野菜 玄界灘の豊かな海で育まれた海産物 九州の秀逸な畜産物、ジビエ 自然の恵みに感謝し、その日に採れた食材によりメニューを構成しております
オーナーシェフの開さんの想いが詰まった言葉が綴られています。
脇役でなく、むしろ主役。糸島野菜の美味しさがより伝わる、体に優しいフレンチ
ランチコース一番最初のお料理は、「季節野菜のスティック」。
バーニャカウダのソースが添えてあります。“料理と料理の間に食べてください”と説明をいただきました。
写真では伝わりづらいのですが、これがなかなかなボリューム。
カステルフランコ・チコリフリゼ・パープルカリフラワー・紅くるり大根…etc といった、あまり聞き馴染みのないものから定番のお野菜まで、10種以上食べやすいスティックサイズで入っています。
“野菜が美味しいからついつい種類を増やしてしまいがちで、量が多ければ遠慮なく残してくださいね”と、お気遣いいただきました。
もちろん食いしん坊な私は全て食べきりましたが、こういったお声がけがありがたいですよね。
続いてはアミューズ、「菊芋のムースとトマトと魚醤のゼリー」
マスの卵や青のりも添えられています。磯の香りと菊芋のまろやかな舌触りが絶妙にマッチした、アミューズに相応しい一品です。
続いてはオードブル、「糸島のカブを使ったパンナコッタ」
写真に撮りたくなるほど可愛らしいお料理が出てきました。
中央には、オマール海老と菜の花のソースが添えられています。スプーンで崩すとソースがとろりと溶け出し、パンナコッタがあっさりとしているのでソースの旨みがより際立つ一皿です。
魚料理も肉料理も楽しめるのが、フレンチの醍醐味。食後のデザートも贅沢!
魚料理は、「玄海産鰆のロティ 糸島のお野菜を添えて」
冬が旬の鰆を贅沢に味わえる一皿で、サフランのソースとパセリのオイルが見た目をより美しく演出しています。
焼きたてのパンも出てくるのですが、このソースが美味しすぎて私はパンにつけていただきました。
お肉料理は、「赤崎牛のグリエ」
通常料金に+1,200円でグレードアップした逸品です。
ちなみに通常料金では、上質な豚や鶏を使った日替わりの肉料理が頂けます。
先に言います、肉料理は絶対にグレードアップした方がいいです!
日替わりなのでいつでもこの「赤崎牛」が出てくるわけではないのですが、ぜひ味わってほしい一皿。
「赤崎牛」は近年飲食店でも人気が高まっている、とっても希少な和牛。福岡県嘉麻市の長閑な土地で育てられており、出荷されるのは生後25ヶ月の若いメス牛だけ。
脂身が少なく柔らかく臭みが少ない為、現在引く手あまたの最高級和牛です。
柔らかいのに弾力があり、脂が少ないためしつこくなく、いくらでも食べられそうなほどの美味しさ。もちろん肉料理にも、糸島野菜がふんだんに添えられています。
デザートは、「ブラマンジェと金柑のコンポート」
カクテルグラスに入ったパフェのような、とってもお洒落なデザートが出てきました。
八朔ジュースにレモングラスを入れた泡が上に乗っています。金柑は、オーナーシェフ開さんのご実家で作られているんだとか。
お肉料理後のデザートということで、すっきりした味に仕上げているそうです。
コースの最後は、「コーヒー 又は 中島美香園 嬉野和紅茶と小菓子」
“和紅茶”というワードが気になり、ドリンクは中島美香園 嬉野和紅茶をチョイスしました。
中島美香園は、創業100年余りの嬉野茶専門店。そこで作られている和紅茶を、コースの最後の小菓子と一緒に提供されています。和紅茶はほんのり甘さもあり、デザートとの相性は抜群です。
一口サイズの小菓子は、フィナンシェ・ホワイトチョコのクランチ・黒糖のメレンゲ・八女抹茶のチョコクリーム・季節のフルーツ、となんと5種類も出てきました。“小菓子”というワードの量を超えています!
小菓子は日替わりではありますが、少なくとも4種類は必ず提供しているそう。
お客様からも、“コースのデザートが2回出てくるようで贅沢ね”と言われるそうです。
最後のスイーツがこんなに豪華だと、とっても嬉しいですよね。
『Restaurant TASK(レストラン タスク)』は、オーナーシェフの開さんご夫婦が切り盛りしているレストラン。
“フレンチレストラン”と聞くと少し畏まった感じのイメージもありますが、こちらのお店は肩ひじ張らず、ふらっと行きたくなるようなカジュアルさが魅力です。
とっても気さくなご夫婦なので、私も食事の合間に色々とお話させていただき、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
お料理は基本店内ですが、天気がいい日はテラス席にイスとテーブルが配置され、食後のデザートをテラス席で楽しむこともできるそうです。
普段使いはもちろん、記念日利用にもおすすめのお店です。
<Restaurant TASK(レストラン タスク)>
■住所:福岡県糸島市二丈福井6064-1A [MAP]
■営業時間:
Lunch 11:00~15:00(LO14:00)
Teatime 15:30~17:30(LO17:00)
※ティータイム営業日は公式にてご確認下さい
Dinner 18:00~21:00(LO20:00)
※ランチとディナーは2日前までの完全予約制
■定休日:木曜日・不定休
■電話番号:092-332-0880
■詳細はこちら:https://www.instagram.com/restaurant_task/?hl=ja
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう