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【写真で振り返る九州の大雨】「膝まで雨」「タクシー待ちぼうけ」仕事を休むか“葛藤”~九州に大雨

梅雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部は3日朝から激しい雨が降り続け、各地で冠水。電車やバスも一時運転見合わせとなりました。

「膝まで雨が・・・・」水をかき分けながら進む市民

活発な前線の影響で熊本県では3日朝、線状降水帯が発生。非常に激しい雨が降り続きました。福岡県でも朝早くから強い雨が降り、久留米市では多いところで2日夜の降り始めから午前11時までの間に231.5ミリの雨量を観測しました。道路は冠水し、足で水をかきわけて歩く人や、自転車で移動する人の姿もみられました。

歩いて避難する男性「避難しにおいっ子のところに行きます」「これまで2回、床上まで水が上がってますね」
自転車で移動中の男性「膝くらいまで雨が来ていました(自転車進みますか?)ぎりぎり進みますね」

足止め→待ちぼうけの市民「1時間もタクシー待ちです」

激しい雨は佐賀県でも降りました。

RKB町田有平「佐賀市の国道230号です、道路の縁石が隠れるほど浸水しているところもあり、通過する車も水しぶきをあげながら慎重に走っています」

午前中はJR筑肥線と唐津線、長崎線で運転見合わせとなりました。

熊本県に向かう女性「タクシーで行こうと思ったけどタクシーも空車がない、雨が強いとは知っていたがここまで強いとは」
長崎県に向かう男性「1時間半待っている、他に手段がないので頑張って待つ」

西鉄も一時ストップ「仕事を休みにするかどうするか・・・」

西鉄電車も貝塚線を除くすべての路線で順次、運転見合わせになりました。

柳川市に向かう女性「祖父に会いに行く、カーシェア予約したけど待たせてしまう」
久留米市に向かう女性「仕事を休みにするか粘るか上司と連絡とっている、来る途中で運転見合わせがわかった」

3日正午から4日正午までの24時間に予想される降水量は、いずれも多いところで筑後地方で100ミリ筑豊と北九州地方で80ミリです。大雨のピークは越えつつありますが、これまでの大雨により土砂災害の危険が非常に高いところもあり、引き続き注意が必要です。

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