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ブタは飼い主を待っています“落とし物のブタ”が警察署→保護施設にお引っ越し

佐賀県伊万里市の山中で見つかった豚が「落とし物」として警察に保護されていましたが、3週間経っても飼い主が現れないことから5日、動物愛護団体に引き取られました。

警察署での“保管”に限界

この豚は先月13日、伊万里市の山の中で見つかり、伊万里警察署が落とし物として保護していました。ペットとして飼われていた可能性が高いのですが3週間たっても飼い主は現れていません。警察で保管することにも限界があることから伊万里市に隣接する佐賀県有田町のNPO法人、「アニマルライブ」に保管を委託することになり5日午後、引渡されました。

飼育になれたら「散歩」へ

アニマルライブは動物の殺処分削減のため、犬や猫の保護に取り組んでいる団体ですが、豚を保護するのは初めてです。このまま飼い主が現れなければ新たな飼い主を探すことになります。保護された豚は、署員に見送られて警察署を後にし、新たな住まいに向かいました。

 

アニマルライブの岩崎代表は、飼育に慣れてきたら散歩もさせたいと話していました。

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この記事を書いたひと

土橋奏太

2000年生まれ 長崎県出身