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「大雨警報基準を大きく上回る雨」の恐れ 九州北部に 福岡管区気象台が会見~九州に大雨

九州北部では週末から10日月曜日かけて 断続的に雷を伴う激しい大雨が降るおそれがある。福岡管区気象台は午後2時から会見し「大雨警報基準を大きく上回る雨の恐れ」があるとして警戒を呼びかけた。これまでの雨で地盤が緩んでいることから「不要不急の外出を避け、空振りを恐れず避難の準備をしてほしい」としている。また九州地方整備局も「増水している河川、用水路、土砂災害の恐れがある斜面には近づかないで」と呼びかけた。


◆「大雨警報の基準を大きく上回るような大雨」「空振りを恐れず避難行動を」
会見の要旨
・10日ごろにかけ断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨警報の基準を大きく上回るような大雨になるおそれ
・これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、九州北部を中心に広い範囲で警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報などを発表する可能性がある
・土砂災害に厳重な警戒、洪水氾濫、内水氾濫に警戒が必要
・河川の水位は上昇しやすく、また土砂災害のリスクは高まっている。、迷わず、空振りを恐れず避難行動を
・不要不急の外出は控えて


◆これまでの大雨で降水が700ミリを超えた場所も
梅雨前線は対馬海峡付近に停滞し、活動が活発となる見込み。九州北部地方は10日ごろにかけて断続的に激しい雨が降り、特に8日朝から9日は非常に激しい雨の降るところがある。これまでの大雨で、累計降水量が700ミリを上回っているところもあり、広い範囲で警戒レベル4相当の大雨となるおそれがある。

6月28日~7月6日までの降水量
1.大分県日田市 771.5ミリ
2.熊本県南阿蘇村 739.5ミリ
3.宮崎県えびの市 702.5ミリ
4.熊本県阿蘇市 689.0ミリ
5.熊本県湯前町 630.0ミリ
6.佐賀県鳥栖市 616.5ミリ
7.大分県由布市 606.0ミリ
8.熊本県山都町 602.0ミリ
9.鹿児島県伊佐市 596.0ミリ
10.福岡県添田町 588.0ミリ

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