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大雨でダムの水位上昇、福岡県北九州市の松ヶ江ダムから1時間に3万トンが流出→下流に九州道や新門司港

福岡県北九州市は、松ヶ江ダム(門司区)の水位が上昇したため隣接する松ヶ江貯水池から下流河川に降水量とほぼ同じ量をそのまま流す“越流”の状態に入ったと発表した。午前10時52分時点で1時間に推定3万トンが下流に流れているという。

下流域には九州道や新門司港がある

松ヶ江ダムを出た水は東に流れ、下流域には九州道のほか新門司港がある。北九州市上下水道局は「下流河川(谷川および井出谷川)の水位の上昇に警戒をお願いします」と呼びかけている。

2018年以来の「越流」約150万トンが貯水

“越流”はこの数日の九州の大雨で、松ヶ江ダムの貯水量が増えたことが原因で、2018年以来のこと。現在、約150万トンがダムに貯まっている。

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