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「車椅子の人も楽しめる遊具」障害があってもなくても遊べる公園 各区に整備へ 福岡市 

福岡市は、早良区にある百道中央公園を、障害の有無にかかわらず全ての子供が遊べるインクルーシブな広場に改修すると発表しました。

遊具24基を新設または改修

改修されるのは、百道中央公園40000平方メートルのうち、15000平方メートルのエリア。改修のメインは遊具広場で、背もたれがある回転遊具や車イスからも乗り降りしやすい遊具など、24基を新設または改修します。

転んでもけがをしにくい地面

また、地面の塗装を、転んでもけがをしにくいゴムチップを使用した素材に替えるほか公園内のトイレをバリアフリーにします。

遊具広場は来年春に完成

今年秋に着工し、来年春に遊具広場が完成する計画です。福岡市によると、その後も車椅子の利用者が使いやすいテーブルベンチなどを順次整備していくということで、全体が完成するのは2024年秋を見込んでいます。

3年後には各区にひとつ

福岡市は2021年、中央区の舞鶴公園に、10日間の期間限定で同様の遊具を設置。実際に遊具を体験した人にアンケートをとるなどして整備を検討を進めてきました。福岡市の高島宗一郎市長は、「今後3年かけて各区に1つ、インクルーシブな公園をつくっていく。全ての人に“自分たちの公園”と思ってもらうことが大切だ」と話しました。

福岡市がインクルーシブな公園の整備を計画しているのは
アイランドシティ中央公園(東区)
東平尾公園(博多区)
かもめ広場(中央区)
桧原運動公園(南区)
西南杜の湖畔公園(城南区)
今津運動公園(西区)

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