PageTopButton

市議の途中退席が示した自民党内のしこり 県連に「厳しい処分求める」 衆議院福岡9区

衆議院福岡9区の自民党の支部長を決めるための党員投票の結果を受けて改めて結束を図ろうという会合が14日、開かれました。しかし党員投票で敗れた市議が途中退席し、しこりを残しました。

◆一枚岩求めた懇談会
自民党福岡9区支部は14日、北九州市八幡西区で懇談会を開催し、福岡9区内の県議や市議、それに地域支部の代表らが出席しました。福岡9区支部では次の衆議院選挙の候補者となる支部長を決めるための党員投票が行われ参議院議員の大家敏志氏が北九州市議会議員の三原朝利氏に大差で勝利しました。懇談会では、福岡9区支部の松尾統章支部長代行が党員投票の結果を受けて、一枚岩となって大家敏志氏を支える決議を提案しました。


◆当事者を理由に途中退席
しかし、市議として出席していた三原氏は自らが当事者であることを理由に途中退席しました。自民党福岡9区の松尾統章支部長代行は、「退席という形でこれは一つのやり方です。出て行かれたのは、率直に残念ですよね」と話しました。


◆県連に「厳しい処分」求める方針
懇談会では大家氏を支えることを決議をしましたが一部の出席者は賛同せず、満場一致とはなりませんでした。松尾支部長代行は、自民党福岡県連に対し三原氏への厳しい処分を求める方針です。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう