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浸水や損壊の住宅3700棟は“過去最大”豪雨の調査速報で判明-福岡

今月10日の大雨で福岡県久留米市では、広い範囲で浸水被害や土砂災害が発生しました。これまでの調査で、住宅や農業への被害は記録が残る平成以降で最大規模となる見込みです。

3700棟の住宅が豪雨の被害を受けた


久留米市の原口新五市長は24日の会見で、今月10日の大雨による被害状況についてこれまでの調査結果を明らかにしました。水に浸かったり、土砂で壊れたりした住宅は現時点でおよそ3700棟と推計されていて、この5年間に起きた災害で最も多くなっています。


 

2021年の被害額を上回る見込み


また、農業や商工業については被害面積など全容を把握できていないものの、2021年8月の豪雨の被害額約26億円を上回る見込みだということです。久留米市では、これまでに1000人を超えるボランティアが復旧作業にあたっていますが、原口市長はまだ人手が不足しているとして引き続き支援を呼びかけました。

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