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河野大臣「医療技術のDX活用は必須」視察先で改めて政府方針を強調

河野太郎デジタル大臣は27日、福岡県久山町を訪れ医療分野でのデジタル技術の活用について視察しました。

健康状態を管理できるアプリで官民学の連携進む自治体を視察


河野大臣は27日午前、医療分野におけるDX=いわゆるデジタル革命についての視察のため福岡県久山町にある保健センターを訪れました。久山町では九州大学や開業医と連携して40歳以上の町民全員を対象にした健康診断を60年以上にわたり実施しています。また、この健康診断で蓄積されたデータから町民自身で健康状態を管理できるアプリを開発するなど、全国の自治体でも官民学での連携が進んでいるということです。

「医療技術のDX活用は必須」と強調


「ひさやま方式」と呼ばれるこれらの取り組みについて西村勝町長らから説明を受けた河野大臣は、「高齢化が進む日本において医療技術のDX活用は必須。デジタル庁としても後押ししたい」などと話しました。「医療DX」をめぐっては、マイナンバーカードと保険証を一本化する政府方針に対して、見直しを求める意見が相次いでいます。

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