PageTopButton

子供たちの目を輝かせる遅咲きの“マジシャン集団” 平均年齢70歳以上のショー

佐賀県に平均年齢70歳以上のマジッククラブがあります。シニア向け大学で結成した遅咲きのマジシャンたちが地域を元気にしています。

「教えてください」がきっかけでクラブ創立


子供たちにマジックを披露しているのは「ゆめさがマジッククラブ」。今年で結成7年目、メンバーのほとんどが70歳以上です。クラブの代表を務める飯盛秀樹さんは、定年退職後、友人に誘われて佐賀県のシニア向け大学「ゆめさが大学」に入学すると同期の学生とマジックの話題で盛り上がりました。
 


飯盛秀樹さん「マジックは小学校の頃から好きで学芸会があればマジックをしていました。何人かに『教えてください』と言われクラブを立ち上げました」

大学の発表会でマジックを披露すると公演の依頼が入るほど話題となり、大学を運営する団体も活動をサポートしてくれるようになりました。

佐賀県長寿社会振興財団・鷲崎秀行さん「マジッククラブの活動で施設のみなさんにも喜んでもらえている。クラブのみなさんも喜びがあると思う」

テンポ良いマジックに子供たちも首ったけ?


この日は地域の公民館でマジックショーを開催します。本番前、メンバーたちは演目や本番中の動きを細部まで入念にチェックしていました。そしてショータイム。飯盛さんがあいさつ代わりにマジックを披露すると、子供たちが目を輝かせます。・・・。テーブルやリング、そして花束のマジックが次々に繰り出されました。ショーの後半にはマジック教室が開かれ、子供たちはテクニックを楽しく学んでいました。
 


参加した小学生「種もわからないようなマジックが見られてよかったです」
ゆめさがマジッククラブ・田口順子さん「小さい頃からの夢を今やれているのはすごくうれしい、だから感謝です」

シニア向けの大学からスタートしたゆめさがマジッククラブ。遅咲きのマジシャンたちが青春を謳歌しています。

この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう

深掘り!特集

もっと見る