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8票差だった「現職町長の当選は有効」  福岡県選管が敗れた新人の申し立てを棄却 

福岡県福智町の町長選挙で僅差で落選した新人の申し立てを受け、福岡県選挙管理委員会が票の点検をしていた問題です。県の選挙管理委員会は、17日、現職の当選を有効とし新人の申し立てを棄却しました。

敗れた新人が異議申し立て


2023年4月に行われた福智町の町長選挙では、新人の渡辺文敏氏が現職に8票差で敗れました。渡辺氏は結果に異議を申し立てましたが、疑問票と無効票を数え直した福智町の選挙管理委員会は選挙は有効だったと判断。これを受け渡辺氏は6月、福岡県選挙管理委員会に審査を申し立てました。

点検の結果13票差に拡大


県の選管によると、8月4日にすべての投票用紙を点検した結果、現職が渡辺氏を13票上回ったということです。県選管は現職の当選を有効として渡辺氏の申し立てを棄却しました。

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