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災害続きで“鉄道”から“バス”に改修し6年ぶりに路線再開、山あいを走る「ひこぼしライン」

6年前の九州北部豪雨で被災して以来、不通となっていた福岡県の山あいを走るJR線が再開しました。JR日田彦山線の一部区間は28日、BRT=バス高速輸送システムに改修され、再び地域住民の足を担います。

線路を改修してバス専用道で結ぶ

6年前の九州北部豪雨で被災し不通となっていたJR日田彦山線の一部区間が28日、BRT=バス高速輸送システムで運行を再開しました。「BRTひこぼしライン」は、福岡県の添田駅と大分県の日田駅の間を一部線路を改修したバス専用道で結びます。

所要時間は増えたものの便数アップ

添田駅では午前9時ごろ、町長などが乗客に記念品を手渡し、地元の子供たちは旗を振って開業を祝いました。

地元の人「駅が増えたから町民にとってすごく便利になると思います」

添田駅から日田駅までの所要時間は約1時間32分で、全線が鉄道だった以前より時間がかかるようになりました。一方で停車駅や運行本数は被災前の3倍ほどに増えています。

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