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富士山9合目の山小屋と同じラーメンが食べられる⁉

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飲食はもちろん、ファッション系にビューティ系にと、個性的な店が多く集まる上人橋通りにある「英国昇龍」におじゃましました。ラーメン店でありながら、創作焼鳥や海鮮料理、そしてかき氷やパフェなどのスイーツまで、あらゆるメニューが揃っていて、昼から夜までノンストップで楽しめる面白いお店です。

英国昇龍

「英国昇龍」は、オレンジ色の外観とパームツリーが目印のサウスガーデン1階にあります。通りに面した入口はおしゃれな雰囲気が漂っていて、看板がなければラーメン屋さんとは気づかないほど。店内もモダンな印象でイギリスのパブのよう(⁉)。広々としていて奥の方まで席が続いています。
このお店は、イギリスでミシュランの2つ星を取ったラーメン店「SHORYU RAMEN」の流れを汲む店なので、看板メニューはもちろん「元祖豚骨脂泡RAMEN」(759円)です。ですから、まずはラーメンと行きたいところですが、ほかにもいろいろメニューがあるのでラーメンはシメめにとっておくことにします。

英国昇龍料理 英国昇龍料理 ※店舗より提供

最初に創作焼鳥からいただきました。焼鳥店と言ってもいいほどのメニューの豊富さ! 「博多とりかわ巻串」(176円)だけでも、塩、たれ、みそ、旨辛味噌、ハニー味噌、ねぎポン酢、ねぎ塩ごまとベーシックな味が8種。それに加えて「博多明太バターとりかわ巻串」(242円)などの変わりダネも数量限定メニューとして並んでいます。皮だけでこれだけあるのですが、店の自慢は「創作博多やさい巻串」をはじめとする創作串。プチトマト、ネギ、レタスなど、最近よく見かけるようになった普通の巻串はもちろん、こちらの創作串はソースを加えるなどひとひねりしているのが特徴で、ワインにもよく合うようにと工夫されています。

英国昇龍

ちょっと珍しいところで「炭火焼タイのシャンパンクリームソース串」(649円/写真奥)と「パンプキンピュレと炭火焼の豚バラ串」(352円/写真手前)を注文。炭火の香ばしさは確かに焼鳥ですが、ソースで楽しむフレンチの一皿のようです。串はこの他にも「和牛ロース本格赤ワイン煮込み串」(759円)や「季節のフルーツとクリームチーズ生ハムのせ」(924円)など、つまみによさそうなのがいろいろあります。

英国昇龍料理 ※店舗より提供

メニューをよく見ると、とりあえずのつまみから、サラダ、お造り、揚げ物など、居酒屋メニューもかなりの充実ぶり。というのも2人の料理人が和食、フレンチ、イタリアンの経験があり、それぞれのよいところをメニューに盛り込んでいるのだとか。友だちや会社の飲み会はもちろん、ファミリーで来ても、みんなが満足できるメニューのラインナップで、「特選お造りの盛り合わせ」(1,749円)などは取り分けて楽しめるので、ちょっとずついろいろ味わうのもおすすめです。

英国昇龍料理

いよいよシメでありメインとも言えるラーメンを注文。イギリスで行列覚悟という「トリュフ豚骨脂泡RAMEN」(1,089円)をはじめラーメンも各種ありますが、まずはベーシックな「元祖豚骨脂泡RAMEN」(759円)をオーダーしました。泡系ならではのクリーミーなスープに、ラー麦のストレート細麺がよく辛み、まったりとコクがあります。後味がすっきりとしているので、最後まで美味しくいただけました。
実はこのラーメン、今年から富士山9合目の山小屋で出されるようになったそうです。富士山の山小屋のメニューはほとんどがカレーなのですが、疲れと寒さを吹き飛ばすのに汁ものが大好評らしく、今後も富士山でこのラーメンが出されるのだとか。「またどうしてこのラーメンが富士山で⁉」と尋ねてみると、店長さんが登山家で、夏は富士山で登山ガイドをされているというご縁だとか。店長さんも9月末には富士山から戻ってくるそうなので、登山に興味のある人はぜひお話しを聞いてみては。

英国昇龍料理 ※店舗より提供

最後はデザートですっきり終わりたくて、かき氷を注文しました。こちらは「おいしい氷屋」の氷を使っていて、ふわっふわの氷にホイップクリームがかかったものやさっぱり宇治抹茶など、かき氷の種類も14種と豊富です。「クレームアングレーズ」(1,580円)は中にあまおうクリーム、上にはカスタードクリームがかかり、英国風白くまのようでなかなかのボリュームでした。

つまみからデザートまで、営業時間中はすぺてのメニューがオーダー可能。ランチタイムはラーメンがランチ価格になったり、オトクなセットなどもあるのでチェックしてみて!

この記事は不動産の銀行 株式会社大央の提供でお届けしました。

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