【台風情報】台風13号が週末にかけて東海・関東へ“接近””上陸”へ、東北・北海道への影響も?
5日(火)夜に発生した台風13号は南大東島の東海上を時速30キロの速さで北東へ進んでいます(6日午後3時現在)。今後も台風13号は北東へ進み、8日(金)にかけて関東や東海地方に接近、上陸するとみられています。
予報円がやや陸地よりになり、東海・関東上陸へ
これまでの予想に比べると、気象庁が発表した6日午後3時時点の予想では、予報円がやや陸地よりになっていて、東海・関東に上陸するおそれが若干、強まっています。中心気圧をみると、8日(金)で994ヘクトパスカルとさほど発達しない予想ですが、熱帯由来の暖かく湿った空気を持ち込むため、雨の降り方に注意・警戒が必要です。
予想図から分析する、各地の「雨・風」
8日(金)午前9時の予想図では、台風の中心は伊豆半島の近くに位置し、関東・東海に接近しようとしています。台風の右側の首都圏で雨・風が強まります。紀伊半島の南の海上では、風速16メートル以上の強い北東の風が予想されています。また、台風から離れた四国付近でも湿った空気の影響を受けて雨が降る見込みです。
9日(土)の予想図では、台風は東北に進みます。宮城や岩手などの太平洋側の地域で東よりのやや強い風が吹き込みます。首都圏でも台風が通り過ぎた後も海上を中心に風が残ります。高波には注意が必要です。
台風13号の接近により、8日(金)は関東や東海は雨やくもり。9日(土)は東北で天気が崩れる見込みです。首都圏は10日(日)までには天気が回復し、晴れ間がのぞくかもしれません。
9月にやって来る台風は平年は「5個」なので残り「4個」?
8月の下旬から立て続けに台風が発生しています。8月の台風発生数の平年は5.7個。実際に今年の8月に発生した台風は6個だったので平年並みの発生数だといえます。では9月は?平年だと9月の発生数は5個。台風13号が今月一つ目の台風なので、平年通りいけば今月は残り4個程、台風が発生することになります。今後も次々に台風が発生するかもしれません。
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