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「一球を積み重ねて行く先にこそ」ノーヒットノーラン石川投手に8月度のRKB“月間MVP”

月ごとに活躍したホークスの選手を表彰するRKB月間MVP。8月度はノーヒットノーランを達成した石川柊太投手が受賞しました。

「気持ちよく投げられた」と感謝

石川柊太投手「自分の中では何気ない勝った試合でしたけれど、周りの人たちが連絡くれたりするので、すごいことをしたのかなと」

プロ10年目を迎えた石川柊太。8月18日の西武戦で快投を披露します。この日の石川は、立ち上がりからテンポのいいピッチングで西武打線を抑えます。打線の援護もあり、石川は余裕をみせるピッチングで西武打線を翻弄。1本のヒットも許さないまま迎えた9回2アウト、中村剛也を内野ゴロに打ち取り、史上88人目、球団では4人目(別所[南海],千賀、東浜以来)のノーヒットノーランを達成しました。

ヒーローインタビューで石川柊太投手「本当にいろいろな運が重なって、野手の方がいっぱい点数を取ってくれて、気持ちよく投げられたと思います。本当に感謝しています」

「本当にいい投球をしてくれた」女房役の甲斐捕手

この快挙へ導いた女房役の甲斐拓也捕手は、5月以来勝ちがなかった石川だけに「腹をくくって臨んだ試合だった」と振り返ります。

「石川さんに『こうしましょう』と伝えて臨んだ試合だったので、結果的に石川さんが本当にいい投球をしてくれたなと思っています」

「一歩ずつ前に進んでいきたい」

し烈なクライマックスシリーズ進出への争いが続く中、チームを勝利に導く投球に期待がかかります。

石川柊太投手「一戦必勝で、ひとりひとり一球一球、目の前の試合やバッターを抑えるんだ、と。その先に、優勝や日本一は後から付いてくる。ノーヒットノーランを達成してそのことに気づけました。一球一球を積み重ねて行く先にある。そこを大事に一歩ずつ前に進んでいきたい」

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