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「睡眠の検査技師も育てたい」 久留米大学医学部 来年4月に医療検査学科を新設

久留米大学は来年4月、医学部に医療検査学科を新設すると発表しました。

久留米大学に新設されるのは、臨床検査技師を養成する「医療検査学科」です。医療現場で必要な検査手法やビッグデータを用いたデータ分析などを学びます。定員は74人で今後、生徒の募集・選考を行い、来年4月にスタートする予定です。

久留米大学医学部には元々、附属校として3年制の専門学校がありましたが、医学科や看護学科と共同で授業を行うなどより質の高い教育を実施するため大学の学科へと発展的に改組するとしています。久留米大学によりますと私立大学の医学部に「臨床検査技師」の養成課程が設置されるのは、全国で初めてだということです。

睡眠研究の第一人者でもある久留米大学の内村直尚学長は、「睡眠ポリグラフ検査など、睡眠に関する検査を行える技師も育成していきたい」と述べました。

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