「格闘訓練を受けていて凶器なしでも危険」元自衛官の男に懲役4年求刑
通りすがりの女性の首を絞め失神させて体をさわった上、頭を殴ってけがをさせたとされる元自衛官の男に対し、懲役4年を求刑しました。
通りすがりの女性の首絞め殴ったなどとして起訴
事件当時、陸上自衛隊・小倉駐屯地に所属していた元自衛官の土谷真司被告(40)は、2022年3月、北九州市小倉北区で通りすがりの20代の女性の首を背後から絞め失神させて太ももなどを触った上、頭を複数回殴って軽傷を負わせたとされています。
検察「酔っ払ってつい、とは性質異なる」
15日の論告求刑公判で検察側は、「酔っ払ってつい触ってしまったものとは性質が異なる。被告は自衛官であり格闘訓練を受けていて凶器なしでも危険性は高い」などとして懲役4年を求刑しました。
弁護側は執行猶予求める
一方、弁護側は、「検察官が言うほど危険・悪質・執拗ではない。被害者と示談が成立し謝罪している」などとして、執行猶予付きの判決を求めています。
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